要約練習というのは、文を理解できることが大前提だ。模試の問題は、教科書よりも難易度が高い。やめておいた方がいい。
現代文の勉強法は、高校生ならば、新書を読むことだろう。岩波ジュニア新書でよいから、月一冊ずつ読んでいくとよい。
現代文は技能教科だ。教科の性格は、体育と同じと考えてよい。体育が苦手な人間は、何をすべきか。一つの種目をしたって、始まらないだろう。要約云々は、それと同じだ。体育を得意になるためには、全般的な体力向上が必要なように、現代文力の向上には、全般的な読む力の向上が必要なのだ。要約だけしてどうするのという話だ。本を一冊読めば、「この本は結局どういう本だったのだろう。」と考える。それが要約なのだ。本当に鍛える気がないなら、最初からやめておくがいい。体育だって、上位にいる連中は、運動部で全国を目指しているような連中だ。体育の成績のために運動している人間が、争えるはずがないだろう。
現代文であなたよりもハイスコアを出している連中が、現代文力を「要約練習で伸ばした」とでも思いますか。そんなわけはないのだ。彼らはどんどん、自分の興味のある分野の読書をしているはずだ。私もそうだった。ガッコの勉強しか眼中にない連中に、負けるはずがないと思っていた。あなたの意識は全く甘いと思う。