お母さんは追い詰められていたのではないでしょうか?
病気になり働くことができなくなる。お子さんの教育費や食費などの日々の生活費にも追われ、夫には本音で弱音を吐いたり甘えたりすることがむずかしい。正論で四角四面の夫には相談がしづらい。とにかくなんとか自分が頑張らなければ、という感じでお母さんなりに必死だったのではと想像します。でも、どんなに頑張っても、もともとの性質なのか性格なのか、うまくやりくりできなかった、そんなところでしょうか?
お母さんは弱さもあるけれど優しい人だとも思います。
だらしないとか、お金にルーズというのではなく、子供たちや家族の喜ぶ顔がみたい、食べることや着る物などに我慢をさせたくない、娘たちに「我慢しなさい」とは言えなかった。そんな背景もあったのではないでしょうか。
「これぐらいなら大丈夫かも」という甘さや判断のまずさはあったかもしれません。でも、そこには子供たちや家族のために、悩みながらお金を使って、でもうまくいかなくて焦っていた、追い詰められて嘘をついてしまった、そんな背景が感じられるのです。
お父さんも頑張り屋さんですよね。世間はこのご時世、共働きが多いです。旦那さん一人の収入ではやっていけないご家庭ばかりです。
そんな中、病気の妻のためにバイトまで掛け持ちして働く。男なら、大黒柱なら当たり前、そんなことは絶対にないです。
お父さんもまた、どんなに働いても働いても生活がうまくいかない、余裕がない、自分の好きに使えるお金、楽しみに使えるお金すらない、そんな日々と疲労に追い詰められてしまったんじゃないでしょうか。
どちらも悪くないと思います。悪いのは日本経済ですよね。お子さんを生み育て、一生懸命まじめにやっているご夫婦が、それでも暮らしが立ち行かない。海外の人は呑気に日本に旅行に来るくらい経済面が安定しているのに、日本はどんどん苦しくなっていくばかり。それは国民のせいではなく政府の堕落が原因。
質問者さんのご家族は、みんながみんな必死すぎて緩みがなくなり、何かを許したり救ったりという余裕がない状態だと思います。
解決策としては離婚はもう少し待ってもらうのが一番現実的だと思います。一番下の娘さんが高校を卒業するまでは、という条件をつけてはどうでしょうか。
こういうと身も蓋もないのですが、貧しいご家庭ほど離婚してはいけないのです。離婚してさらに貧困に陥るだけです。お母さんだけでなくお父さんも。
家計管理。ご両親がむずかしいなら、質問者さんやお姉さん、みんなで取り組むという形もありますよ。共通のアプリで管理し、家族みんなが情報を共有する。お母さんやお父さん、だれか一人が抱え込んで追い詰められる必要はないのですから。妹さんはさすがにまだ幼いので、妹さんは抜いて。
アプリの扱い、デジタルにはご両親よりも、お姉さんや質問者さんのほうが強いと思います。携帯電話やネットに慣れているし若くて頭も柔軟で賢い。
御二人で話し合ってご両親の家計管理をサポートする、という提案をしてはどうでしょうか?
また、ご家族そろって一度FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみてください。お住いの役所でFPや弁護士の無料相談会、予約制の随時無料相談などが必ずありますから、役所で一度、そういう相談会に家族で参加できないかご相談を。仮にお父さんやお母さんがしり込みしても、質問者さんとお姉さん二人だけでも相談されてはいかがでしょうか?
どうしてもご両親の離婚の決意が揺るがないのでしたら、その時はお母さんと妹さんの今後の暮らしについて相談を。母子寮もあったはず。DVや様々な事情で困っている母子を保護するところです。
お母さんも病気ですし、一時的にお母さんと妹さんはそこで暮らせるかどうか。そちらで審査がむずかしいのであれば、市営住宅や県営住宅に優先的に入居することもできます。母子家庭となればその手当も出ますし、お母さんが就労がむずかしい病気であれば、生活保護などの申請も可能になります。
「あの時は本当に大変だったね」「つらかったよね」って、家族みんなで笑い合える未来もきっときますよ。
大人になった姉妹3人と、ちょっと歳を重ねたご両親。娘さんの結婚式、お孫さんと一緒の未来。そんな未来もあるのですから。
今が一番苦しい時かもしれません。
余裕がなく追い詰められてしまったお父さん、お母さんが悲観的な見方しかできない状況ではなく、そんな未来があるのだと気づいて、今が一番踏ん張りどころだと気づいてくださると良いなと願っています。
質問者さんご一家が、今の逆境を越えて未来が幸せな形でありますように。