質問者さんの年齢なら、さまざまな可能性があると思います。もちろん、医師や看護師に志望を変更してもいいと思います。
質問者さんの考えられた通り、医師や看護師、福祉職など、目の前の人を直接救う仕事は、とても尊く、社会にとって欠かせない存在であることは間違いありません。一方で、「人を助ける」方法は、それだけに限られるわけではありません。
もし数学が得意で、物事を論理的に考えることが好きなら、経済学部で学ぶという選択も十分に意味があります。経済学は、お金そのものを扱う学問ではなく、社会の仕組みをデータや数理モデルを使って分析し、どこに無理や不公平があるのかを明らかにする学問です。
たとえば、福祉制度や医療制度は、善意だけでは成り立ちません。限られた予算の中で、どのような支援を、どこに、どのくらい配分すれば、より多くの人の生活を支えられるのかを考える必要があります。経済学は、そうした問いに対して、感情論ではなく根拠をもって答えを探す力を与えてくれます。
経済学部で学び、行政や企業、NPOなどで社会制度の設計や改善に関わることで、福祉や医療、教育といった分野を土台から支えることができます。それは、目の前の一人を直接救う仕事とは形が違っても、結果として多くの人の暮らしを良くすることにつながります。
直接人を救う道も、仕組みを整えて社会全体を支える道も、どちらも等しく価値があります。数学が得意で経済学を志望しているのであれば、経済学部で学び、社会をより良くするために尽力するという選択は、十分に良い選択だと思います。