主な原因
① GPT化で パーティション構成が変わり、WinRE用の領域がなくなった
Windows 7 由来の環境では、MBR時代の「システム予約領域(100MBなど)」に WinRE が入っていることがあります。
しかし、GPT変換時にこの領域が壊れたり、ドライブ文字が変わったりして、Windowsが 「WinREの場所を特定できない」 状態になります。
その結果:
reagentc /enable 実行時にリンク先が不明 → 自動で無効化され、Winre.wimの登録情報が削除されます。
1.WinREの状態確認
管理者コマンドプロンプトで:
reagentc /info
ここで:
「Windows RE の状態 : 無効」
「Windows RE の場所 : (空白)」
なら、再設定が必要です。
2.WinRE.wim の所在を確認
まず、ファイルがあるかを探します:
dir /a /s c:\\winre.wim
dir /a /s c:\
ecovery
dir /a /s c:\\Windows\\system32\
ecovery
見つかった場合は、そのパスをメモします。
(例:C:\\Windows\\System32\\Recovery\\Winre.wim)
3. 新しい回復領域を作成(必要な場合)
もし GPT変換で回復パーティションがなくなっている場合:
PowerShell(管理者)で
Get-Partition
500MB〜1GBの「回復パーティション」がなければ、空き領域から以下のように作成します(例):
diskpart
create partition primary size=800
format quick fs=ntfs label=\u0026quot;Recovery\u0026quot;
assign letter=R
exit
4. WinREファイルを配置
次に、作成したパーティションにフォルダーを作成し、WinRE.wimを置きます。
mkdir R:\\Recovery\\WindowsRE
copy C:\\Windows\\System32\\Recovery\\Winre.wim R:\\Recovery\\WindowsRE\\
5.WinREの場所を登録
reagentc /setreimage /path R:\\Recovery\\WindowsRE
成功したら:
reagentc /enable
6. 確認
reagentc /info
で、
「Windows RE の状態 : 有効」
「Windows RE の場所 : \\?\\GLOBALROOT\\device\\harddisk0\\partitionX\\Recovery\\WindowsRE」
と表示されれば完了です。
なぜ「コピーしても消える」のか?
reagentc /enable は内部的に WinRE ファイルの正当性を確認します。
不正なパスや壊れた構成があると「登録できない」と判断し、古い登録情報を削除(結果的に WinRE が\u0026quot;消えたように\u0026quot;見える)という動作をします。
つまり 「WinREが見つからない=登録解除」 という仕組みです。