とても切実なお気持ちが伝わってきました。お母さまがここまで真剣に娘さんを思い、どうにか守りたいと悩まれていること自体が、娘さんにとって大きな支えです。まずそのことを忘れないでください。
HSCのお子さんは、情報を「理解する前に感情で受け取ってしまう」特性があります。ニュースや大人の会話、ネットの断片的な情報が、本人の中で何倍にも膨らみ、「まだ起きていない未来」を現実の危機として感じてしまうのです。これは考えすぎではなく、脳の感受性の問題です。
眠れない原因は、戦争や地震そのものよりも
「不安を止められない状態」が続いていることです。
ですから「大丈夫だよ」「備えていれば平気だよ」という理屈は、残念ながら今は届きにくい段階です。
大切なのは 不安を消そうとしないこと です。
「怖いよね」「考えちゃうよね」と、事実確認ではなく感情に寄り添う言葉を繰り返してください。
例として
・「怖くなるほど、たくさん感じ取れる心なんだね」
・「今は考えなくていい時間だから、ママが代わりに見張ってるね」
・「夜は不安になる脳の時間帯なんだよ。朝になると必ず軽くなる」
また、夜にニュースやSNS、地震情報に触れていませんか?
HSCの子には夜の情報遮断がとても重要です。
寝る2時間前から「世界の話は禁止」「今この部屋の話だけ」に切り替えてください。
眠れない時は「寝なきゃ」は逆効果です。
・布団で目を閉じているだけでOK
・眠れなくても体は休めている
と伝えてあげてください。
心療内科についても、相性が合わないことはよくあります。
「娘さんが苦手」と感じた時点で、その先生は合っていません。
可能であれば
・児童思春期専門
・HSC・不安障害に理解のある臨床心理士
がいる場所を探してみてください。
今の世間が「危険」なのではなく、
不安を増幅させる情報が多すぎる時代なだけです。
お母さまが間違っていることは何一つありません。
「どうしたらいいか分からない」と悩む姿こそ、正しい関わりです。
娘さんは今「守られる実感」を必要としています。
解決より、安心を。
説明より、寄り添いを。
必要でしたら、夜の具体的な声かけ例や、眠れない時の対処をさらに細かくお伝えできます。どうか一人で抱え込まないでください。