>>過去の質問で「Nord VPNはアクセスログを保持していないため発信元が特定>>できない」と書かれた回答がありました。
正確には、「ログを保持していないと事業者が公表している」という意味になります。
VPNとは、端末(STA)からISPを経由し、VPNサーバーまでの通信を暗号化(IPsecのESPなど)してカプセル化する仕組みです。
このため、ISPは「VPNサーバーと通信している事実」までは把握できますが、その先でどのWebサイトにアクセスしているかまでは分かりません。一方で、理論上はVPNサーバー側であれば通信内容を把握できる立場にあります。Nord VPNの場合は「ログを保存しない」とされていますが、これは技術的制約ではなく、運用方針の話です。
>>Chromeならgoogle社、EdgeならMicrosoft社であれば、VPN接続関係なし>>に動向を全て把握できているのでしょうか?
基本的には できません。
ブラウザはWebサーバーから送られてきた情報を表示するクライアントであり、googleやMicrosoftがすべての通信内容を横断的に監視できる仕組みではありません。
ただし、ブラウザにログインしており、google検索・YouTube・Microsoftの各種サービスなど「自社サービス」を利用している場合、その範囲内の行動履歴はアカウントに紐づいて記録されます。これはVPNを使っていても同様です。
VPN接続していればプロバイダ側は発信元が分からないのでしょうか?
これは 誤解されやすい点です。
通信は必ずISPを経由するため、ISPは「どの契約者が、どのVPNサーバーと通信しているか」は把握できます。
ただし、VPNトンネル内の通信内容(アクセス先サイトや内容)は暗号化されているため、ISPからは見えません。
つまり、発信元(契約者)そのものはISPには分かるが、通信の中身は分からない、というのが正確な表現です。