その疑問はもっともだとおもいます。確かに、ミスをした以上、作業者に責任があるのは前提です。ただし、チェックリストや手順書があるからといって
「書いてある」「守らなかった」で終わらせ、誰が悪いかの責任追及だけをしても、ミスは減らないでしょう。イレギュラー作業が予想できるなら、一言の注意喚起や事前共有で防げるミスも多いのは事実です。これは甘えではなく、再発防止として合理的な考え方です。0か100かで個人の責任だけを強調する職場より、仕組みと声かけでミスを減らす方が、結果的に現場はうまく回ると考えます。「ミス=個人の責任」で終わらせるか、「次を防ぐ管理」(再発防止)をするかの違いだと思います。チェックリストは確認手段の一つにすぎず、万能ではありません。ミスが起きた場合に本来必要なのは、チェックリストを守ったかどうか?誰の責任か?だけで終わらせることではなく、なぜそのミスが起きたのか(要因分析)を行い、どうすれば再発しないかを考えることです。人の注意力には限界があり、イレギュラーや思い込みは必ず起きます。
だからこそ、手順そのものの見直しや情報共有の方法、声かけや事前確認
といった仕組みを改善していく発想が重要になります。チェックリストだけで責任を切り分けるだけでは、同じミスは形を変えて繰り返されます。
再発防止まで踏み込んで初めて、管理として意味がある、という考え方だと思います。