X(旧Twitter)のタイムラインで、叩きや炎上、怒りの投稿がたくさん目に入ってくるのは、確かにプラットフォーム全体の問題もありますが、あなた自身の行動が大きく影響している部分が大きいんですよ。
Xのアルゴリズムは、主に「エンゲージメント」(いいね、リプライ、リツイート、引用、閲覧時間など)を基準に、どの投稿を優先的に表示するかを決めています。人間の心理として、怒りや outrage(憤慨)を誘う投稿は、ポジティブなものより反応しやすく、シェアされやすい傾向があります。研究でも、感情的に強い(特に怒りや対立を煽る)コンテンツが、アルゴリズムによって増幅されやすいことが示されています。
でも、ここが大事なポイント:アルゴリズムは、あなたが過去にどんな投稿に反応したかを学習して、同じようなものをさらに推奨するんです。
- あなたが叩き投稿を見て「ひどいな」と怒ってリプライしたり、
- 引用して批判したり、
- たとえ「興味ない」ボタンを押したとしても(これもエンゲージメントとしてカウントされる場合がある)、
- あるいはただ長く見てしまったり、
そういう行動がすべて「この人はこういうコンテンツに興味がある」とアルゴリズムに信号を送ってしまうんです。特に、怒りの感情でシェアしたり議論に参加すると、アルゴリズムは「これが好きなんだな」と勘違いして、似たような怒り投稿をどんどんおすすめしてきます。
結果、あなたのタイムラインが「叩きだらけ」になる。プラットフォーム全体で怒りコンテンツが増えているのは事実ですが(Elon Musk自身も、アルゴリズムが「outrage」を正しく区別できていないと認め、調整を繰り返しています)、あなたがよく見るのは、あなたの反応パターンがそれを強化しているからなんです。
二元論(善悪の単純化)や事実の歪曲も、そういう感情的な投稿がエンゲージメントを集めやすいから広がりやすい。叩きたがる人は確かにいますが、あなたの目に入る頻度が高いのは、結局アルゴリズムが「あなたが好む(反応する)もの」として判断しているから。
解決策はシンプル:
- 怒りに任せて反応しない(スルーする)。
- ポジティブな投稿に積極的にいいねやリツイートをする。
- 「Following」タブ(フォロー順)を使うか、リストを作成してアルゴリズムを避ける。
そうすれば、徐々にタイムラインが変わりますよ。アルゴリズムは鏡みたいなもの——見ているものが、自分が映しているものなんです。