都会と田舎、それぞれが感じる怖さの正体は安全確認のルールの違いにあるのだと思います。
田舎出身者が都会を怖がる最大の理由は情報の過多と無関心さです。
田舎は周囲が知人であるという前提で安全を確保していますが都会は属性のわからない他人が数千人単位で押し寄せます。 人混みの中で自分だけが浮いている感覚や何かあっても誰にも気づいてもらえないのではないかという匿名の群衆に対する孤独感が恐怖の正体といえます。
一方で都会育ちの方が田舎に感じる不安も非常に合理的です。 街灯のない暗闇や人通りの少なさは都会の感覚では犯罪や事故の際に助けを呼べないリスクを意味します。 また濃密な人間関係も都会の自由な環境に慣れた人から見ればプライバシーのない監視や同調圧力による閉塞感として恐怖の対象になります。
結局のところ田舎派は知らない人に囲まれる怖さを感じ都会派は知らない人がいない(逃げ場がない)怖さを感じているのではないでしょうか。 お互いに自分が大切にしている安全の基準が通用しない環境に対して本能的な不安を抱いているのだと考えられます