help to do(=help do)は基本的に物事が主語になります。
元々はhelpとto do(do)の間に「一般の人」があったのですが、この目的語が省略されて完成したものです。
例:This medicine helps (people:省略) (to) recover from cold.
=この薬は(人が)風邪から回復するのに役立つ。
この目的語のpeopleがある場合には、peopleと(to) recoverの間に主語述語関係が成り立つので、(to) recoverという不定詞は形容詞用法と見なされますが、peopleが省略された場合には、直接不定詞が述語動詞のhelpsに掛かっている(~するのに役立つ)ので副詞用法と見なすのが正しい考え方です。
helpが目的語として不定詞を取るという考え方は、大きな間違いです。
従って、ここでの不定詞は決して名詞用法ではありません。
因みに、この用法ではtoの付く通常の不定詞を用いるのはイギリス英語であり、toのない原形不定詞を用いるのがアメリカ英語です。