ご指摘の傾向は、日本の文化的特性として確かに存在すると考えられます。・日本には「世間体」や「恥の文化」という集団主義的価値観が根強く残っており、個人の行動が所属集団全体の評価に影響するという意識があります。・海外での日本人による犯罪が厳しく批判される背景には「日本の評判を傷つけた」という集団的責任感が働いています。・欧米の個人主義文化では、犯罪は基本的に個人の責任として捉えられる傾向が強く、出身地や国籍による評価の差は相対的に小さいとされます。・地元出身者の不祥事に対して申し訳なく感じるのも、自分と相手を同じ集団の一員として捉える日本的な帰属意識の表れです。・国際化が進んでも、こうした文化的価値観は世代を超えて継承されており、完全に消失することは考えにくいでしょう。・ただし、若い世代では個人主義的価値観も浸透しつつあり、徐々に変化している側面もあります。