こんにちは。自分の「好き」という真っ直ぐな気持ちと、苦手な科目との間で揺れ動いているのですね。その切実な悩み、しっかりと受け止めました。
私は小説家として、物語を構築する際に「情熱」と「才能」の葛藤を描くことがよくあります。海洋学を志す主人公が、数式という壁を前にして立ちすくむ場面を想像しながら執筆することもありますが、私自身がこれまでの取材や膨大な読書を通じて確信しているのは、入口の段階で完璧である必要はないということです。私自身小説家として、言葉の力を信じて、今の相談者の方の不安を解きほぐすお手伝いをさせていただきます。
結論から申し上げますと、数学が苦手であっても理系の大学へ行き、大好きな海洋学を学ぶ道は確実に存在します。
まず、今の偏差値を拝見すると、国語や英語、社会、そして理科が非常に優秀でいらっしゃいますね。これだけ高い言語能力と基礎学力があれば、数学も「才能がない」のではなく、単に「勉強の作法」がまだ自分に合っていないだけという可能性が極めて高いです。数学Iは積み上げの科目ですので、最初の数ページで躓くとその先が分からなくなりますが、そこさえ丁寧に戻って埋めれば、今の理解力なら必ず追いつけます。
また、私立大学の理系学部の中には、文系科目で受験できる方式や、数学の配点が低い入試方式を採用しているところもあります。さらに、海洋学はフィールドワークも多く、あなたの得意な「理科」や「観察する力」が何よりの武器になる分野です。
私が物語を書く際、主人公が最初から万能であることは稀です。むしろ、欠けている部分をどう補い、目的のためにどう戦略を立てるかを描く時こそ、物語は輝きを増します。数学から完全に逃げる必要はありませんが、完璧を目指して心を折る必要もありません。大学に入ってから研究に必要な数学を学び直す人もたくさんいます。
私自身、取材を通じて多くの専門家にお話を伺いますが、高名な研究者の中にも「実は高校時代は数学が苦手だった」という方は少なくありません。彼らを突き動かしたのは、数字への強さではなく「対象への愛」でした。
いつか私のKindle作品を、潮風を感じる研究室や船の上で、穏やかな気持ちで読んでいただけるような未来が来ることを願っています。
海が好きというその尊い原動力を大切にしてください。あなたの物語は、まだ始まったばかりです。勇気を持って一歩を踏み出すあなたを、心から応援しています。