努力はしないくせに他人を馬鹿にする、うそをつく、つらいことがあると逃げる…。これは、小さいときの親とのかかわり方でできてしまった性格です。はっきり言うとこのような子になるのは、親が原因ということです。
あなたはお母さん?それともお父さん?普通は、良く接している親の接し方でこのようになる場合が多いです。
あなたは、息子さんに対して、うまくいかなかった時にひどく罵倒したり、けなしたりしていませんでしたか?結果にしろ努力にしろ、あなたが期待するレベルに達していないと、ガミガミと説教したりしていませんでしたか?
良くできたときは褒めても、うまくいかなかったら必要以上にけなすとかなかったですか?習い事で飽きたらさぼるというのも、習い事でうまくできないと少しでも感じたから、それを目の当たりにするのがつらくて逃げるようなことになったのではないでしょうか。
人を馬鹿にするのは、裏を返せば自分に自信がないから誰かを見下して相対的に上になった気になって安心したいのだし、うそをつくのもあなたの期待通りの良い子で居られない自分を正当化するための手段です。努力もしないのも、努力してできなかった時に自分の本当の実力を知ることが怖くて、できるけどやらないだけという言い訳をするためです。不登校になったのも、あなたは逃げていると言っていますが、そのような親との関係によって、学校でうまくいかないことがあるとそれが自分の価値がないと感じることに直結して死にそうなくらいにつらい、そこからどうしても逃れたい、という苦しい心の叫びです。
「早く独立して家から出て社会で痛い思いをすればいい」というあなたの最後の言葉で、きっと息子さんは、あなたの期待通りにできない自分に苦しみ、そうせざるおえない行動をしていたのだと感じました。「成功しない自分は価値がない」と信じて、立派な自分になりきるために、自然と起こる防衛本能を駆使して自分を守ろうとしていたのでしょう。
高校生にもなるとこれを根本から直すのは難しいです。小学校ぐらいまでには、人格が出来上がってしまいます。それでも、これ以上悪化しないため、少しずつでも改善させるため、あなたが接し方を変えるしかありません。あなたの基準までに達しないことでも、それを批判するばかりでなく、できない息子さんでも、「まあ、そんな時もあるよね。」とか「うまくいかなくてもお前がとても大事だよ。」ということを批判ばかりしないで表現してあげることです。あなたと息子さんは別の人格です、彼には彼なりのペースでやることを見守ってあげることも大切なことです。
息子さんの症状は「自己愛性パーソナリティ障害」というものに近いです。このままだと本当にその障害に完全になってしまい、社会で厄介者になり嫌われて、精神疾患になる確率も高くなってしまいます。
耳が痛い話ですが、あなたが変わることが、息子さんが少しでも良くなっていく方法です。いつもビクビクしてつらい息子さんの心のうちに気付いてあげてください。