「ディーゼルの煤(スス)問題」「予算とグレード」「ユーザーの評判」について、整理して回答します。
1. ディーゼルの煤(DPF)問題について
結論から言うと、今の使い方(月1,000km、片道17.5km)であれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
理由:
今のクリーンディーゼルは「DPF再生(煤を焼く作業)」のために、エンジンが温まってからさらに一定時間走行する必要があります。
片道17.5km(約30〜40分程度の運転)であれば、水温・油温が上がりきり、DPF再生が必要なタイミングでも完了まで走れる可能性が高いです。
また、週末に「買い物やお出かけ」で走るのが非常に良いアクセントになります。
注意点:
もし通勤が「激しい渋滞続きで17.5km進むのに1時間かかる(アイドリングばかり)」という場合は少し不利ですが、スムーズに流れる道なら問題ありません。月に1回程度、少し遠出して30分以上連続して走る機会を作れば、より安心です。
2. 予算とグレード選び
予算:総額500万円前後
ローン:月5万・ボーナス10万×2回(6年)
この支払い計画ですと、金利1.9%を含めた総支払額が約480万円になります。
ここから逆算すると、車両本体+オプション+諸経費で450〜460万円程度に収めると、頭金なしのフルローンでも無理なく計画通りにいけます。
この予算で狙えるおすすめグレードはズバリこれです。
【おすすめ】XD L Package(4WD)
車両本体価格:約420〜430万円
乗り出し目安:約460〜480万円(オプション次第)
このグレードのメリット:
内装が豪華: Lパケ以上だと、CX-60本来の「高級感」が一気に出ます(本革シート、シートベンチレーション等がつく)。
予算内: ハイブリッドなしのディーゼル(XD)なら予算内に収まります。
走り: マイルドハイブリッドがなくても、3.3Lターボのトルクは凄まじいので十分速いです。
※「XD-Hybrid(マイルドハイブリッド)」になると、グレードによりますが乗り出し550万円を超えてくるため、予算500万以内だと少し厳しいかもしれません。
3. CX-60の「ここがいい!」「ここがダメ!」ユーザーレビューまとめ
発売当初から話題作だったため、賛否両論がはっきりしている車です。
⭕ ここがいい!(メリット)
圧倒的な加速と燃費の両立
3.3Lディーゼルのトルク(力強さ)は病みつきになります。坂道でもアクセルを少し踏むだけでグイグイ登ります。
それなのに、流れの良い道ならリッター18〜20km走ることもザラです。軽油なので燃料代も安いです。
内装の質感がクラスを超えている
特にL Package以上の内装は、欧州車の700〜800万円クラスに匹敵すると言われます。所有満足度が非常に高いです。
FRらしいスタイル
ボンネットが長く、キャビンが後ろ寄りにあるデザインは、やはりかっこいいです。
❌ ここがダメ・注意点(デメリット)
乗り心地(足回りの硬さ)※重要
「硬い」「跳ねる」という声が非常に多いです。特に初期生産モデルはリアサスペンションが突っ張る動きをして、同乗者が酔うという意見もありました。
【朗報】: 昨年末〜今年にかけて、マツダがサスペンションの改良(とソフト書き換え)を行いました。今から新車で購入される場合は「対策済み」の乗り心地が改善されたモデルになるはずですが、それでも「硬め」であることは覚悟しておいたほうがいいです。
トランスミッション(AT)のギクシャク感
マツダ独自の8速ATはダイレクト感がある反面、低速(渋滞時や駐車場など)で「ガックン」となるギクシャク感が出ることがあります。これもアップデートで改善されつつありますが、スムーズなCVT車などから乗り換えると違和感があるかもしれません。
車幅(1,890mm)
かなり幅広です。通勤経路やよく行くスーパーの駐車場が狭い場合、ドアの開け閉めや取り回しに苦労します。
ドアを閉める音
高級車なのにドアを閉めた時の音が「バァン(安っぽい)」という指摘が散見されます(重厚感がない)。
まとめとアドバイス
質問者様の走行距離(月1000km)なら、ディーゼルモデルは最高の相棒になると思います。燃料代の安さと長距離移動の楽さに驚くはずです。
購入前のアドバイス:
必ずディーラーで「街中の低速走行」と「少し荒れた路面」を試乗させてもらってください。
そこで「足回りの硬さ」と「低速時のギクシャク感」が許容範囲であれば、CX-60はコスパ最強の素晴らしい車です。