他の回答者さんも書いておられますけど、遠くから観光などで来はったお客さんへの接し方と、昔からのお付き合いがある身内さんでは、おのずと接し方が変わるというのは、確かありますね。
歴史がどうこうと言わはる評論的な人も居てるようですけど、私らが日頃思っておりますのは、もっと当たり前のことでしてな。
日本中にあちこちええ観光地がある中で、わざわざ京都を選んでお越しくださりました、そのお気持ちに対して、精一杯のおもてなしでお迎えせんならんというのは、京都の人間としてというより、日本人が大切にしてきた当たり前の心得やと思うております。
世間ではよう『京都の言葉は裏表があってややこしい』なんて言わはりますけど、他所から来はったお客さんに対して、そんなまどろっこしい物言いをしはる人は、まず居てはりません。
もし、何かちょっと意味深なことを言われたとしても、それはそのまま素直に受け取っておかれたらよろしいと思います。
世の中、知らん方がええこともありますし、それがお互いにとっての粋というもんやないでしょうかな。
厳しいことを言わはるのも、それはお互いが気持ちよう過ごすための筋を大事にしたいからこそ。解決したあとに丁寧にお礼を言わはる潔さも、相手さんへの敬意があってのことやと思います。
それが端から見て『さっぱりした文明人』という風に見えてるんやとしたら、それはほんまに有難いことですし、私らもそうありたいなと思うております。