再来年、大学受験を控えており、将来はホワイトハッカー(セキュリティエンジニア)を目指しています。大学で直接ハッキングを学べるとは考えておらず、情報分野の基礎をしっかり固めたいと考えています。その前提で、明治大学 理工学部 情報科学科 中央大学 先進理工学部 情報工学科では、情報の基礎力が身につきやすいセキュリティ分野に進む上で土台になりやすいのはどちらでしょうか。在学中に「これはやっておいて良かった」と感じた科目や勉強法、私立理工で意識すべき点などもあれば教えていただけると助かります。

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1108138

2026-03-26 05:00

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中央には以下の研究室があります。計算幾何学・離散数学・アルゴリズム理論・計算量解析といった理論計算機科学を中核に据えて数理性に特化した構成です。組合せ最適化・数理最適化・オペレーションズリサーチや数理モデリングを通じて、交通・都市・社会システムなどへの応用を志向する点で経営工学・数理工学寄りの色合いが濃いです。将来はビジネスデータサイエンス学科と合わせてDS学部に昇格させる腹積もりなのかもしれませんね。



アルゴリズム理論基礎研究室

計算幾何学・位相幾何学を専門とし、幾何学的問題に対するアルゴリズム的アプローチを研究。

明治大だと先端メディアサイエンス学科の鈴木正明教授の研究室に類似。



アルゴリズム工学研究室

組合せ最適化問題に対する実用的アルゴリズムの開発と数理最適化を研究。

明治大だと情報科学科の飯塚秀明教授の数理最適化研究室に類似。



数値情報処理研究室

数値計算・数値解析を専門とし、微分方程式に対する計算手法の開発と数学的解析を研究。

明治大だと現象数理学科の桂田祐史准教授の研究室に類似。



確率的構造研究室

アルゴリズム理論を基盤とし、離散的構造に対する効率的な問題解決手法を研究。

明治大だと情報科学科の小林浩二准教授の離散アルゴリズム研究室に類似。



知能・情報制御研究室

人工知能・知能情報学を専門とし、学習アルゴリズムや脳・認知に関連した情報処理を研究。

明治大だと情報科学科の林陽一教授の人工知能研究室に類似。



数理最適化研究室

社会システムの最適化を研究し、公共交通・都市インフラに対する数理的アプローチを展開。

明治大だとNWデザイン学科の福山良和教授の研究室に類似。



情報通信工学研究室

ディジタル処理における適応システムと非線形信号処理。カラーユニバーサルデザイン。楕円曲線や超楕円曲線を研究。

明治大だと電気電子生命科の小椋厚志教授の非線形ディジタル信号処理研究室に類似。



空間情報技術研究室

都市・交通システムを対象とした社会システム工学的アプローチとスマートシティ関連の最適化を研究。

明治大だとNWデザイン学科の福山良和教授の研究室に類似。



離散アルゴリズム研究室

組合せ最適化や効率的問題解決のための離散アルゴリズムを研究。

明治大だと情報科学科の小林浩二准教授の離散アルゴリズム研究室に類似。



システム解析・可視化研究室

VR/CG/メタバースを研究対象とし、仮想空間技術とインタラクションシステムを開発。

明治大だと先端メディアサイエンス学科の三武裕玄准教授の研究室に類似。



形状情報処理研究室

位相幾何学・計算幾何学をベースに、形状や空間構造の数理的処理を研究。

明治大だと先端メディアサイエンス学科の鈴木正明教授の研究室に類似。



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上記以外で明治の情報科学科には以下の研究室があります。



コンピュータ設計研究室(井口幸洋)

リコンフィギャブル・アーキテクチャによる次世代書き換え可能プロセッサを研究。ハードウェアレベルでの柔軟な再構成は、脆弱性発見時の迅速なパッチ適用やセキュリティ機能の動的実装を可能にする。



ソフトウェア科学研究室(岩﨑英哉)

プログラミング言語の設計・処理系構築、並列処理プログラミングを研究。型安全性やメモリ安全性を保証する言語設計は、バッファオーバーフローなどの脆弱性を根本から防ぐ基盤技術となる。



コンピュータアーキテクチャ研究室(堤利幸)

トランジスタからシステムレベルまでのアーキテクチャ設計と性能向上を研究。サイドチャネル攻撃対策やハードウェアトラストの実装など、チップレベルのセキュリティ設計の基礎となる。



知的情報処理システム研究室(横山大作)

ゲームAIを中心とした賢い情報処理システムを研究。



知能ロボットシステム研究室(松田匠未准教授)

陸海空で活動する自律ロボットの協調探査技術を研究。



画像応用システム研究室(宮本龍介准)

人の視覚と同等以上の画像処理とリアルタイムシステムを研究。



ソフトウェア工学研究室(早川智一)

システム設計・開発技法やブラウザ仮想化手法を研究。セキュアな設計手法やブラウザ仮想化は、Webアプリケーションの脆弱性対策や安全なブラウジング環境の構築に直結する。



高性能並列計算機システム研究室(宮島敬明)

GPU・深層学習向け並列処理と専用計算機システムを研究。暗号解読や侵入検知の高速化、機械学習ベースのセキュリティ分析に並列計算技術は不可欠



脳知能学研究室(向井秀夫)

脳科学に基づく知性・情動・記憶の神経ネットワーク解明とロボティクス融合を研究。



マシンビジョン研究室(安達美穂)

視覚情報を用いた人とロボットの協調行動システムを研究。



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明治の情報セキュリティ研究室(齋藤孝道教授)は実証的研究(Empirical Study)と実装評価を重視しています。プロトコル、アクセス制御、認証・権限委譲、Webトラッキング、攻撃検出・防御、影響工作分析など幅広い分野を扱い、CSS, SCIS, 情報処理学会で発表しまし。近年はSNSデータ分析や機械学習応用を卒論にする学生が多いです。以下に研究内容を概説。



A. 認証・権限委譲・アクセス制御

Webアプリがユーザ資源へ安全にアクセスする基盤技術として、認証サーバとサービス間の情報共有を最小化する設計・実装・評価を実施。

1. OAuthベースの権限管理:アクセストークン管理の安全性評価、盗聴防止やリプレイ攻撃耐性の検証

2. SPKI証明書による権限委譲:最小権限モデルの実装と実運用シナリオでの評価

3. サービス秘匿型認証・ID連携:利用サービス情報の露出を抑え、プライバシーと最小開示を両立

仕様設計だけでなく、実装レベルでの脆弱性検証まで含めて評価。



B. Web攻撃・トラッキング対策と脆弱性評価

理論よりも実データと実装評価を重視し、Webブラウザ/アプリへの実攻撃と防御策を検証。

1. フィンガープリントとトラッキング:Cookieに加え、JavaScript、TLS、Canvas、フォント等を用いるパッシブ/アクティブ手法を比較し、追跡精度と匿名性への影響を評価

2. クロスアプリ/クロスデバイス追跡:機械学習でモデル化し、行動解析とプライバシーリスクを分析

3. イベントトラッキング対策:クリック・スクロール等を用いた追跡を検出・ブロックする軽量機構を実装

4. 攻撃検出と防御:UAF抑制のランタイム検証、機械学習によるバッファオーバーフロー自動検査と既存手法との比較



C. 暗号処理・低レベル脆弱性とシステム実装

CPUレベルでの暗号モジュール実装評価やAES等の最適化を含む高速・安全な暗号処理の検証とともに、UAFなどメモリ破損攻撃への対策技術を調査・分類し、実験的に比較。

評価は「実装可能性」「性能オーバーヘッド」「攻撃耐性」を重視し、実システムでの性能測定を実施。



D. SNSデータ分析・デジタル影響工作解析

1. Bot判別:投稿内容、時間分布、言語特徴などの特徴量を用い、教師あり/なし学習で識別

2. クラスタリング:投稿間類似度に基づきk-meansや階層型手法で群集行動を解析

3. 影響工作と市場:SNS情報拡散と株価変動の相関を統計・時系列手法で評価



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国家試験であるセキュリティマネジメントとITパスポートは簡単すぎるので大学合格後から入学までに取れるでしょう。ITパスはクイズノックの福良さんが10日間で取得していましたね。



その上の基本情報も毎月受験できる制度なので取りやすいです。応用情報とそのうえの情報処理安全確保支援士(旧セキュリティスペシャリスト)は半年に1回だけ受けられます。



これらは情報処理技術者試験として実施されています。マネジメント寄りの内容も多いので全部がハッカーの役に立つわけではありません。しかし、受験料の安さ、国内就職での権威が魅力です。行政の入札要件でも支援士の配置が記されていたりします。



セキュリティマネジメント領域の国際資格CISSP、もう少し技術寄りで理論重視のCEHがあります。どちらもEC-Councilが実施しており実務経験が必要です。受験費用や維持費が高いのが特徴です。



他にはOffensive Security社のOSCPとか、SANS InstituteのGCIHやGPENが有名です。最近はもっと安いHack The BoxのCPTS(Certified Penetration Testing Specialis)も人気が出ています。

https://jnox.hatenablog.com/entry/HTB-CPTS-Certified-Penetration-Testing-Specialist



HTBはハッキング練習サイトです。他にはTryHackMeが有名です。



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物理的なハードウェア寄りの内容はあまり重要とは思えませんね。WiFi PineAppleやWiFi Mesh Exploitationですら機器自体は購入して売るのが普通ですし。自動車や工場などIoT機器に侵入するなら、侵入後にどう制御するのかは自動車・製造機器など製品固有の知識が必要になるため、電電での学習も活かせるでしょう。しかし、普通のホワイトハッカー志望が目指すべき進路とは思えません。



一応、資格ではモニターを電磁波再現するテンペスト攻撃とか、暗号鍵を特定するDPA(単純電力解析)に代表されるサイドチャネルも対策側として抽象的に出題されます。実際に攻撃する機会はかなり稀でしょう。

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