その直感はほぼ正しいです。確かに「as much if not more than」は「as much as」に「if not more」が割り込んでいるような形ですが、消えているのではなく、むしろ省略されているんです。
完全形で書くと「as much as, if not more than」という感じになります。本来なら「as much as status and high pay, if not more than status and high pay」と繰り返すはずの部分が、後ろで省略されているわけです。カンマがないのは、この省略が非常に緊密に行われているからで、日本語の文法教科書では必ずしも教えられない「フランクな省略」です。
実際の意味は「ステータスと高い給与と同じくらい、いやそれ以上に、自分たちの人生の質と時間を大切にする」となります。「if not more」が挿入されることで、「同じくらいか、むしろそれ以上」というニュアンスが加わる仕組みです。
この手の挿入や省略は、特に読み物の文章では頻繁に起こります。文法的には「正確には省略されている」と理解しておけば、同じパターンが出た時に対応できます。