権力が働いたというよりも、政治にはお金がかかるのが当然で、そのお金をどう手に入れるかが問題だったと思います。
先日ニュースになっていましたが、高市総理が初めての議員選挙を戦った時落選しました。その際、彼女がコメンテーターやったりして貯金していたお金をすべて使い果たしたそうです。そして2度目の選挙の時、お父さんが退職金2千万をすべて彼女に選挙資金としてくれて、そのおかげで彼女は当選できました。
要するに代々金持ちでお金の心配がない人なら議員になりやすい。さらに地盤がある、地元の名士一族だったり二世議員で票が見込める人ならなお良いわけです。
そうでない人は何らかの方法で選挙・政治資金を手に入れなければならない。皮肉なことに、有能な人ほどよく動いてお金がかかるようにできています。当時は選挙だけじゃなくて、なにかの折にも有力者に言う事を聞かせるためにお金をばら撒いていた政治家もいたのです。そのために賄賂や不正献金が横行していました。それだけ政治資金の規制が緩かった、甘かったのです。
現在の議員を見るとお金に苦労してない人が多いです。お金が元々無いと議員になりづらいのです。そういう人は庶民の気持ちがわからないのでカップ麺の値段も知らないし、米が高くてひぃひぃ言ってる若いお母さんたちの気持ちなど全くわかりません。そういう意味では高市総理に期待したのですが、彼女も金無いなら働きまくればいいじゃないという考え方みたいですね。実際は共働きしてたらやっぱ子育てはやりづらいですよ。子ども増えないとダメなのはわかってるんですけどね。まあこれは話逸れましたが。
当時の金丸さんとか竹下さんとか自民の田中角栄麾下の人たちはみんな金権政治の下で動いてましたんで、それが当然と思ってた節がありますね。
そして佐川急便創業者の佐川清は、田中角栄こそ真の政治家だと思ってましたしそのためにいくら金注ぎ込んでも良いと思ってました。当時、佐川清のそばに居て社内報書いてた人の証言もあります。https://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2018/10/14/-100-1.html
ただ、田中角栄自身は賄賂もたくさんもらって、自身もお金をばら撒いてましたが自分の財産もかなり投入して政治をやっていました。今年の大河ドラマで出てきた田沼意次みたいな人だったかもしれません。政治手腕はすごかったです。竹下、金丸あたりはすべて彼の弟子みたいなもんです。最後竹下さんはいつまでも独立させてくれないんで田中を裏切りましたけどね。