小型犬の軟便が48時間続いている場合でも、この時点だけで進行性疾患か一過性の腸炎かを断定することはできませんが、経過の長さと付随症状の有無で判断のタイミングを見極めます。
一般的には、元気・食欲が保たれており、嘔吐や血便がなく、症状が「悪化せず横ばい」であれば、まずは一過性の腸炎として72時間程度まで経過観察が許容されます。
3日(72時間)を超えて改善が見られない場合や、途中で悪化傾向(下痢の水様化、回数増加、元気消失、食欲低下など)が出てくる場合は、単なる一過性ではなく、感染性腸炎や慢性消化器疾患など進行性病態を疑い、検査介入を検討するタイミングになります。
実務的には、「48時間時点ではまだ経過観察域、72時間を一つの判断ラインとし、それを超えて改善しない、または途中で悪化する場合に進行性疾患を疑う」という整理になります。