ピコピコ・チリチリした音はグリッチといいます。エレクトロニカというジャンルで20年くらい前に流行ったテクニックです。その後ちょっと廃れましたが近年はポップスの中で普通に使われるようになりました。
どうやって作るかというと、リリースを強制的にカットした波形を指定したタイミング(32分音符とか)でループします。波形を強制的にカットするとブツ切れになって耳障りなサウンドになりますが、あえてそういう波形を作って小音量でループすることでチリチリした独特のテクスチャーになります。
波形の切り貼りでグリッチ効果を作るのはすごく大変なので(経験あり)、プラグインで作るのがラクです。いろいろなプラグインがありますので「グリッチ」で検索してみてください。
https://www.digloops.com/blog/2019/02/15/123623
serumのようなソフトシンセで作る場合は、エンベロープのループ機能を使うか、フィルターやアンプをLFOでモジュレーションして作るのがラクです。
ループ機能を使う場合はまずサイン波やホワイトトイズで「プチッ」という非常に短いサウンドを作ってこれをループさせて「チチチチッ」と鳴るような状態にしてから波形をいろいろ変えてみてください。波形の選択から作り始めたり、波形自体を加工すると作業が行き詰まりやすいのでおすすめしません(経験あり)。
LFOを使う場合は、パルス波やノコギリ波でフィルターやアンプをモジュレーションします。たとえばフィルターのレゾナンスを上げた状態でLFOでモジュレーションするだけで「ププププ」という音が作れます。ものすごく簡単です。S\u0026amp;Hのようなランダム波形だとププププのニュアンスがウネウネ変化しますし、サイン波のような滑らかな波形だとウォンウォンというニュアンスになります。いろいろ試してみてください。
あとこういうサウンドの質感は汚し(よごし)っていいます。汚し系プラグインで検索するとわんさかヒットするので動画を見てください。
>複数の音が混ざり合っているような質感にするためのコツがあれば教えていただきたいです。
コツを聞いてくる人には教えないです。そんなものないからです(笑)
たとえばキックなどの低音部のリズム隊はヌケが悪いのでコンプレッサーやパルテックEQといったプラグインで歪みを与えて倍音を増やしてやるとパンチが出る上に馴染みがよくなるとか、細かいテクニックがたくさんあります。こういうのはコツではなくテクニック(技術)の積み重ねです。
質問文の中で紹介されている動画もコンプレッサーやEQをきめ細かく使っています。シンセにもコンプレッサーは必要です。シンセは綺麗な波形が出てしまうんです。これも混ざらない原因です。なのでコンプレッサーをかけて波形を潰しましょう。serumを作ってる会社からOTTっていうコンプレッサーが出ているのでこれを挿しましょう。無料です。自分はserumは使ってませんがOTTはバリバリ使ってます。無料とは思えないです。使い方はYouTubeで勉強してください!