(2) デンプンに関する問題
② ヨウ素液を滴下したときに起こる反応
解答:ヨウ素デンプン反応
解説:
デンプンのらせん構造の中にヨウ素分子が入り込むことで、青紫色(あるいは赤紫色)を呈する非常に有名な反応です
③ デンプン27gから生じるグルコースの質量
解答:(エ)30
解説:
デンプン(単量体単位:C₆H₁₀O₅、式量162)が加水分解されると、水(H₂O、分子量18)が加わってグルコース(C₆H₁₂O₆、分子量180)になります
デンプンの質量に180/162(つまり10/9)を掛けることで求められます
計算:
27g×(10/9)=30gとなります
(3) セルロースに関する問題
① 文中の(a)〜(c)に当てはまる語句
解答:(カ)
a:β-グルコース、b:大きく、c:水素
解説:
(a):セルロースはβ-グルコースが結合したものです(デンプンはα-グルコース)
(b):セルロースは植物の構造を支えるため、一般的にアミロースよりも分子量が大きくなっています
(c):セルロースの分子同士は、ヒドロキシ基(-OH)による強力な水素結合で結びついているため、水に溶けず丈夫な構造を作ります
② 文中の(d)〜(g)に当てはまる語句
解答:(キ)
d:半合成、e:銅アンモニア、f:二硫化炭素、g:ビスコース
解説:
(d):酢酸を反応させたアセチルセルロースなどは、天然素材を化学修飾しているため半合成繊維と呼ばれます
(e):シュワイツァー試薬(銅アンモニア溶液)に溶かして作るものは銅アンモニアレーヨン(キュプラ)です
(f)・(g):アルカリ処理したセルロースを二硫化炭素に浸し、水酸化ナトリウムに溶かしたものをビスコースと呼び、これを押し出して作るのがビスコースレーヨンです
③ ジアセチルセルロースの生成量
解答:(オ)152
解説:
セルロースの単位ユニット(C₆H₇O₂(OH)₃、式量162)のヒドロキシ基2カ所がアセチル化(-OH→-OCOCH₃)されると、式量は162+(42×2)=246になります
セルロース100gから得られる量は、100g×(246/162)で計算します
計算:
100×1.518…≈151.8gとなり、選択肢の中で最も近いのは152です