七面鳥の代用品ですね。
上流階級が七面鳥っすな。
以下、円で書いてるけど、8ポンドとかシリングだろうけど、変化しにくいので。わかりやすさ大事。
んとですね、当時の給与形態や食事系に少し触れますが。
大雑把に週給制が多いんですわ。
平日働いて、金曜に給料もらって、家賃支払って、土曜に食料を一週間分買って、日曜にお祈りするって具合の。
ものすごくおおざっぱになるけど、当時庶民が使える冷蔵庫なんてなくて。
ホ-ムズの何だったかな、ハドソン夫人も金曜に家賃を払ってもらって、翌週の水曜だか木曜に腐りかけた鶏肉をカレ-炒めにしてホームズたちに提供してんですけど。
例えば、週給で3万貰う仕事しててもなんかで仕事ができなくて、半分の一万の家賃分と別に五千しかもらえないってときもあったわけだ。
同時代のレディ-ヴィクトリアンの花売りのアンナ曰くそういう時は「カビパンかじって水飲んで寝るしかないな」って感じなんだわね。
で、彼らの財産って言ったら、結婚時の指輪とミサの時の服ぐらいで後は着たきり雀なんだわ。
で、職業によっては、クリスマスなんて考えれないけど、一年に一回だから御馳走が食べたい、ってなるわけだ。
安いけど、日常である鶏よりも、ちょっと特別なって意味でガチョウなんだろうとは思う。
日本で言ったら、新巻き鮭みたいな?
年末でそこそこいい値段でって考えると。
で、上にも書いたけど当時の庶民、銀行員とかそこそこいい人は、毎年コ-トや帽子を買い替えれるけど、花売りとか靴磨きとかの庶民は、数年に一回買い替えるぐらいだしさ。
本当にカツカツでさ、パンとハムとか買ったら一万も残らないような生活なのよ。
職によっちゃ給料もらえない時期だし冬って。
だから、一気に二万三万払えないなら、週に1000円でも、500円でも積み立てて、その結果がガチョウなんだわ。
で、少しだけ雇い主がオマケしてくれた分でいつものワインよりも少しだけ言いワインを買うってのが、あの頃の庶民なのよ。
だから、クリスマスを少しでも良くしたいって言う意図であってガチョウが特別に高級なわけじゃないです。
今の日本で言う、丸ごとの合鴨ぐらいかな、鶏肉との差、
g単価でも、総菜の合鴨と鶏とぐらい、値段にして三倍四倍程度なわけよ。