レアアースについて質問です。「分離」の技術的難易度とコストレアアースは17種類の元素の総称ですが、これらは化学的な性質が非常に似通っており、鉱石の中で「ごちゃ混ぜ」になっていますか?これらを1つ1つの元素(ネオジム、ジスプロシウムなど)に純度高く分離するには、大量の薬品を使い、何百回もの工程を経る必要がありますか?(溶媒抽出法など)この工程には高度なノウハウと巨大なプラント、そして大量の電力・薬品が必要ですか?中国はこの「分離・精錬」の工程において、長年の経験と規模の経済で他国を圧倒していますか?ありふれた資源であるレアアースが中国依存なのは精錬コストですか?

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1002725

2026-03-27 18:50

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ご質問の通り、レアアースというのは世界中で採掘が可能です。

銅やニッケル、亜鉛などの採掘現場で副産物として産出されますが、過去にはその存在がわかっていても、この副産物を取り出すことは不可能でした。

ところが中国産の物に限っては、塩酸や水酸化ナトリウムなどの劇薬を大量にぶち込むことで取り出せることを中国の技術で見出したわけです。

仮に、中国産と組成が類似しているレアアースを産出する国家が同じ真似をしようと思っても、この大量の薬品類の後処理が環境問題で大変です。

つまり、後処理工程のための化学プラントの建設と後処理工程の維持費用がかかります。

これが膨大な金額なのです。

それが中国であれば、環境に対する基準値が曖昧であり、いい加減なために環境コストが安い。

つまり、安く加工が出来ることが中国最大の強みのわけです。

実際には、中国は採掘ベースでのレアアースのシェアは70%程度ですが、加工や出荷ベースのシェアとなると90%以上となります。

簡単に言えば、アメリカなどが持ち込んで中国に加工依頼をしているという事がわかります。



確かに中国は独自の技術は持っていますが、その技術自体は環境を汚染する到底先進国では真似のできない技術だとも言えます。



またレアアースの含有量は、鉱石内に混在した0.01%が採算ベースの基本です。

これが南鳥島では2%超えというから中国も大騒ぎをしているわけです。

そして、あまり騒ぎませんが世界の常識は含有量だけでなく埋蔵の状態が、ウランやトリウムなどの放射性物質と一緒に採掘をされてしまうという事です。

つまり人体への被害が懸念されるわけです。

中国以外の国では、この放射性物質の処理が難題でありだからこそ採掘が進んでいないわけです。

ちなみに南鳥島産は、海底という事もあって放射性物質の存在は0のようです。

さらには中国を上回る、レアアースの中でもさらにレアな重希土類が中国以上の埋蔵量が期待されている事。

これも中国が面白くないと考える理由ですね。





解説1・レアアースが中国が優位な理由

精錬コストであり、何よりも大きな問題は、レアアースを取り出す時に使用した劇薬と、放射性物質を含む大量のごみ処理の問題です。





解説2

環境への影響と課題

レアアースの採掘・精錬過程では、有害物質や放射性物質が発生し、地下水汚染などの環境問題を引き起こす可能性があります。特に、イオン吸着型稀土鉱の精錬では、多量の塩酸や水酸化ナトリウム、液体アンモニアが使用され、環境負荷が高いとされています。



解説3

レアアースの含有量の解説

特にレアアース鉱石の品位(含有量)は、数100ppmオーダーです。 100ppmだと100分の1パーセントしか鉱石に含まれていません。 99.99%が不要なものですので、これを適切に処理しなければなりません。 産出国から別な国に運んで違法に製錬するようなロンダリングも行われているそうです。

一方で

南鳥島の海底には、レアアース品位が7,000 ppmに達する「超高濃度レアアース泥」が存在しています。 この超高濃度レアアース泥には、魚類の歯や骨片を構成する「アパタイト(リン酸カルシウム)」が大量に含まれていますが、そのレアアース含有量は20,000 ppm(2%)を超える高い値であることが分かりました。

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