MP4…と言いたいところなんですが、機種によっては一概にそうは言えないんです。
AVCHDとMP4、現在の主流はMP4です。
元々AVCHDはBlu-rayディスクへの直接録画の親和性を高める為に登場した規格で、ソニーとパナソニックが共同で開発したんです。
BDプレーヤー/レコーダーの普及と共にAVCHD規格も定着しましたし、画質も良かったんです。
ところが、時代はMP4に取って代わられました。
理由は現代は動画はビットレート(bitrate 1秒間に転送されるデータ量)が大きいほど画質に寄与するという認識だからです。
AVCHDは最大ビットレートが28Mbpsですが、MP4は100Mbpsや1000Mbpsでも撮影機材さえ許せば(そして記憶媒体もその速度に対応するなら)可能なんです。
28Mbpsもあればフルハイビジョン(1920 x 1080ピクセル。略して1080p)でも充分ですし、実際には28Mbpsは4Kでもそこそこ綺麗な筈でした。ところがAVCHD自体が1080pまでしか対応しておらず、フレームレート(1秒間のコマ数)も60fpsまででした。
ビットレートはフレームレートの分だけ割り振られますので、通常のテレビ並(約30fps)に2倍スローにすると画質が14Mbps分になり低下が目立ちます。
時代がMP4に取って代わられた背景には記憶媒体の高速化と同時にカメラ側のセンサー性能向上により、120fpsや240fpsといったスロー/スーパースローが可能になったり、コーデックの進化により通常の半分にデータ圧縮してもビットレートがそのまま(h.265など)が開発され、それを使って収録するほうがAVCHDよりも合理的になったからです。
例えば480Mbpsでも240fpsの撮影をして30fpsに8倍スローをかけても60Mbps分のデータ量が残るため充分に高精細な映像データとして担保できているわけです。
こうきけば、AVCHDよりもMP4…なんですが、冒頭通り機種によります。昔の機種はAVCHDで1080pの28Mbps出来るからといって、MP4は720pでビットレートが可変で10〜15Mbpsなんてのもあったんです。
画面を見る限り、MP4に切り替えるとタブも切替わるようなメニューになってるようなので、それだけの情報では何とも言えません。
もしMP4にして4K(2160p)が出てくるとかならば、MP4のほうを使いましょうとなりますが、同じく1080p/1080iならどちらがビットレートが高いか?がより画質が決まります。
ちなみに1080pと1080iの「p」はプログレッシブの略で、「i」はインターレースの略で、インターレース方式はいわゆる間引きを行ってるのでデータ量は小さくなりますが、画質は圧倒的に劣ります。
なので通常は1080pを使います。