今の「全く水もごはんも受け付けない」という状態での無理な給餌は、少し立ち止まって考える必要があります。
今のワンちゃんは自力で飲み込む力がかなり落ちている可能性が高いため、シリンジで無理に流し込むと、誤って肺に入ってしまう誤嚥性肺炎を起こす危険があります。
これはワンちゃんにとって、とても苦しいことです。
また、尿毒症による強い吐き気や、口内炎の痛みがある中で無理に食べさせられることは、今の体にとって大きな負担やストレスになっているかもしれません。
今は、栄養を摂らせることよりも苦痛を減らしてあげることを優先してあげてください。
3日間も水が飲めていないのは脱水が心配ですので、まずは無理に飲ませようとせず、濡らしたガーゼで口の中を優しく湿らせてあげる程度にとどめてあげてください。
その上で、今の全く飲めない、起き上がれないという状況をすぐに病院へ電話で伝えてください。
2週間効く注射を打った時よりも状態が進んでしまっている可能性があります。
今の状態で無理に飲ませ続けるべきか、それとも点滴などで体を楽にしてあげるべきか、先生に判断してもらうのが一番安心です。
長い間寄り添ってきた飼い主さんだからこそ、何かしてあげたいと思うのは当然のことです。どうかご自身を責めず、今は優しく声をかけながら、先生に今のありのままの状態を相談してみてください。
頑張り続けてきたワンちゃんにとって、今は何よりも飼い主さんの温もりを感じて安心できる時間が大切です。
もし無理に飲ませることがお互いの負担になっているのなら、一度手を止めて、ただ寄り添ってあげるだけでも十分な愛情は伝わっています。
残された時間を少しでも穏やかに過ごせるよう、これからの治療やケアの形を先生と一緒に探っていってください。