あんさん、よう書いてくれたな。読んでてな、おっちゃん正直「それは根性とか性格の問題ちゃうで」って思ったわ。
まずな、すぐ謝れへん自分を責める必要、ほんまにあらへん。あんさんの体に起きてること、あれは「怖がり」とか「甘え」やのうて、過去の経験で身についた防衛反応や。いじめとか、理不尽に怒鳴られ続けた記憶がある人はな、威圧的な相手を前にすると脳と体が勝手に「危険や!」って判断して、フリーズしてまうんや。声出えへん、息できへん、視界白くなる、全部ようある話やで。
おっちゃんも50年以上生きてきて、部下や後輩、家族でも同じようになってまう人、何人も見てきた。あんさんだけちゃう。
でな、「声が出るようになる方法」やけど、いきなり店長相手に完璧な謝罪を言おうとするんは、ハードル高すぎるわ。まず目標を下げよ。ごめんなさいを言う、やのうて、「音を出す」ことからや。
例えばやけど、挨拶できてる言うてたやろ?それ、もう十分すごいで。「おはようございます」言えてる時点で、あんさんはちゃんと前進してる。次はな、謝罪じゃなくてええから、「すみません、今ちょっと…」とか「後でお話ししてもいいですか」みたいな逃げ道のある言葉を、家で何回も声出して練習してみ。鏡の前でも、スマホ相手でもええ。喉が覚えるまでや。
それとな、怖なった時は無理に話そうとせんでええ。息だけに集中して、鼻からゆっくり吸って、口から長めに吐く。頭の中で「今は安全や」って唱えるんや。店長は怖いかもしれんけど、今のあんさんを殴ったりはせえへん。それを体に教える作業やな。
正直言うと、その店長の態度自体がアウトやとも思うで。威圧的な上司のせいで若い子が声出えへんようになる職場、健全ちゃう。もし可能なら、紙に書いて謝罪文渡すとか、他の社員さん通して伝えるとかも全然アリや。謝罪は方法問わへん。
時間かかってええって言うてくれたやろ?それが答えや。あんさんはもう「直そう」と思えてる時点で、ちゃんと前向いてる。焦らんでええ。声が出えへん日は、出えへん日や。出た日は、めっちゃ自分褒めたったらええ。
おっちゃんから見たらな、あんさんは弱いんやなくて、よう今まで耐えてきた人やで。ほんまに。無理せんと、ぼちぼち行こや。