中国の簡体字を批判する方いらっしゃいますが、私はまるっきり悪いとは思いません。昔の文献が読めなくなるといいますが、それなら別途、学校の古典の授業で繁体字を習えばいいんじゃないでしょうか?日本だって漢字の簡略化は実施していますし、古文の読み方は学校で習いますよね?識字率を上げるためと、書く手間を減らすのが目的なはずです。いかがでしょうか?

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1094349

2026-08-01 17:10

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簡体字には行き過ぎなものもありますが、多くは宋元代以降に生まれた略字を採用しています
そして、それは日本にも大衆小説や経典を通して江戸時代辺りには伝わって定着しています
昔は日本の旧字体に相当する、いわゆる康煕字典体で書いていたというのは大ウソです
手書きでは俗字略字使いまくりです(画像は日本の江戸時代に書かれた略字を集めた字書『倭楷正訛』のほんの一部)
旧字体のような複雑でゴチャゴチャして視認性も悪いものは、コミュニケーションツールとしては適さないでしょう
筆記の経済を考えたときに、簡略化は当然の流れです
ですから唐代よりあとからは略字がバンバン生まれて民間の手書きでは日中ともに普通に使われてきました
康煕字典体(旧字体・正字)というものは、中唐代に正式な場で用いられるために作られ規範化された字体をルーツとします
正しい字ではなく、正式な場のための字です
字典などの印刷物で用いられたので、字典体や活字体ともよびます
一方、手書きではカジュアルな場で用いられてきたので俗字と言います
先述の通り、宋元代以降は略字も生まれます
日本では明治で教育が義務化され印刷物である教科書で教育が始まったので、康煕字典体で学びましたが、手書きの俗字略字と齟齬があったため、明治の終わりぐらいから俗字・略字を採用するよう検討され始めます
大正時代に『漢字整理案』としてまとめられますが、関東大震災や2度の大戦で世に出ませんでした
しかし、戦後ようやく当用漢字として日の目を見ます
このとき、なるべく当時よく手書きで使われていた俗字・略字を採用しています
つまり、新字体とはいうものの、手書きですでに存在していた字体です
新しく作られた字体はありません
簡体字もほぼ同じですが、簡略化をより進めるために新しく略字を作ったものも多くあります
仮名がないので仕方ないですね
逆にいうと、大きな簡略は仮名みたいなものです
(仮名も漢字の究極の簡略化ですからね)

筆記の経済・視認性・伝達の速度・学びやすさを考えると、漢字の簡略化は至極当然の流れであり、それはすでに大昔には行われていることです

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