こんばんは
はい、チェコではクリスマスの伝統行事のひとつとして、未婚女性が靴を投げて結婚運を占う風習があります。
これは特に12月24日のクリスマス・イヴに行われるもので、家の中から外に向かって自分の靴を後ろ向きに投げ、靴のつま先が玄関の方を向いていれば「来年中に結婚できる」と言われています。
かかとが玄関を向いていた場合は、まだ結婚は遠いという意味になるそうです。
この風習の起源ははっきりとはしていませんが、19世紀ごろの中欧の民間信仰にさかのぼると考えられています。
チェコやスロバキアなどの地域では、クリスマスは単なる宗教的な祝日ではなく、さまざまな占いや予兆を試す特別な日とされてきました。
冬至に近いこの時期は「運命が動く時」とされ、未来を占うのにふさわしいと信じられていたのです。
靴占いのほかにも、リンゴを半分に切って中の種の形で健康運を占ったり、ロウを溶かして水に垂らし、その形で未来を読み取るなど、チェコのクリスマスには多くのユニークな占いが残っています。
どれも家族や友人と楽しみながら行うもので、真剣というよりは「ちょっとしたおまじない」や「話のタネ」として親しまれています。
靴を投げるという大胆な行動も、寒い冬の夜に笑いながら未来を占う、あたたかな風習のひとつなんですね。