製造業がグローバル化し日本には生産性の低いサービス業が残ったので結局のところ経済の失速は不可避だったのですか?

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2026-07-14 16:20

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2000年代から始まった、

グローバリゼーションと、グローバル自由経済は、

先進国の製造業を弱くして、新興国に、製造業の生産拠点を移動させました。で、先進国は、自国製品が、世界市場での新興国と価格競争に敗れて、先進国の産業は、空洞化しました。



Solomon氏の回答の通り、

日本のGDPの72%は、第三次産業で

日本のGDPの22%は、第二次産業の製造業で

日本のGDPの5%は、第二次産業の建設・土木業で

日本のGDPの1%は、第一次産業です。



日本の産業は、高次化して、日本国民の消費は、70%以上が、第三次産業に対する消費です。

日本経済のGDPの90%以上は、内需であり、

日本国家は、第三次産業の消費を、国内の内需でまかなうという経済構造となっています。



\u0026gt; >製造業がグローバル化し日本には生産性の低いサービス業が残ったので結局のところ経済の失速は不可避だったのですか?



=>日本経済は、第三次産業の消費が増え、生産が増え、第三次産業に従事する労働者の所得が増えない限り、活性化しません。



昭和の昔は、GDPに対する第二次産業の割合が、33%程度でしたが、

令和の今は、GDPに対する第二次産業の割合が、27%です。



つまり、GDPの6%分の製造業が空洞化して、その産業に従事した労働者が、第三次産業に移動しました。この際、第三次産業側は、サービスの生産を、移動してきた労働者を集めて、人海戦術で対応したため、サービス生産性は、増えませんでした。



アメリカは、特殊であり、

アメリカのGDPの50%を、所得上位層の10%の方が、消費するという構造です。



アメリカは、金融サービス、ITサービスを、世界中で寡占しています。金融も、ITも、電子的ネットワーク上でビジネスが展開されるので、国境を越えて、自国の強みを確立し、それが、アメリカのサービス業の強みになっています。



ただ、グローバリゼーションは、

アメリカの製造業を空洞化させて、それが、アメリカ国内の労働者の分断を生んでいるとされます。上位層は、裕福で、消費をけん引するが、新興国との世界市場との競争に敗れた製造業は、衰退し、アメリカ国家としての軍備などの安全保障に、支障をきたしているとされます。



トランプ氏は、中国製品による市場支配に対抗するため、、

関税政策を行い、中国製品に高関税をかけています。



世界はいま、1990年以降の新自由主義のイデオロギーによる

グローバル自由貿易、グローバル金融ビジネスを、見直す時期に来ているのです。



自国内の国民のヒトとしての能力の分布を考えると、人口の多い国家ほど、

安全保障、経済安全保障の観点からも、

第一次産業、第二次産業、第三次産業の産業構造を、バランスをとることが、重要なのです。



極端に、

第一次産業を衰退させ、

第二次産業を衰退させ、

第三次産業の中でも、高度にスキルが必要な高付加価値サービスで、産業を成立させることは、国家としてのバランスが悪いのです。



ヒトの能力は、正規分布で分散し、国民みなが、高付加価値サービスに従事できるわけでもありません。



\u0026gt; >製造業がグローバル化し日本には生産性の低いサービス業が残ったので結局のところ経済の失速は不可避だったのですか?



=>そうですね。新自由主義のイデオロギーで、

世界経済が、無批判で、グローバリゼーションを推進して、この30年間で、グローバリゼーションの問題点が明らかになってきました。



グローバル自由貿易は、ヒト・モノ・カネ・サービスのすべての生産要素が、国境を関係なしに自由に移動できるのであれば、理想としては正しいです。



が、実際には、国家は、国境を持っており、

特に、ヒトは、自分の持つドメインに固執する性質があるために、簡単には、自由に、移動できないのです。



ヒトは、自分のドメインに固執するので、自分の工場での仕事がなくなったからといって、急に、高度な付加価値サービスを提供する金融工学を覚えて、転職したり、



ヒトは、自分のドメインに固執するので、自分の工場での仕事がなくなって、新興国に工場ができたからといって、自国を捨てて、新興国の職工として、新興国で働くなどという選択はできないのです。



自由貿易は、

第二次世界大戦後、最初は、財(モノ)の自由な交換を主眼としていましたが、

1970年代後半から、マネー(カネ)の自由な移動を指向して、1980年代の金融ビックバンで、莫大なマネーの自由な交換が、行われるようになりました。

その後、2000年代のドット・コムにより、インターネットを通じた商取引、サービス・ビジネスが可能となり、サービスの自由な交換が可能となりました。



新自由主義のイデオロギーでは、労働者(ヒト)の自由な移動を指向して、国境なき人の移動で、EUなどは、理想を展開しました。



が、社会・経済・文化全体でみると、実際は、ヒトはそのような自由な移動は、デメリットが大きく、EU、アメリカで、移民問題としてクローズアップされています。



\u0026gt; >製造業がグローバル化し日本には生産性の低いサービス業が残ったので結局のところ経済の失速は不可避だったのですか?



=>新自由主義というイデオロギーによる壮大な経済実験は、

不可避であったとは言えます。この壮大な経済実験も、30年経って、問題点を皆が、認識するようになっています。



アメリカでは、上位層1%が、アメリカの富の50%を占有するようになりました。前述しましたが、上位層10%の消費が、アメリカの消費の50%を占めています。とても、歪んだ経済構造であり、アメリカの経済を、成功と捉えるのは、見直すべきです。



中国は、グローバル自由貿易の環境で、ドルペッグで、

中国元を人民元安にすることで、世界市場で、中国製品の競争力を高め、世界市場を席捲しています。先進国のアメリカ、EU、日本は、中国製品との競争に敗れ、製造業が、空洞化し、壊滅しました。有識者の推計では、人民元は、本来の為替レートの2分の1~3分の1の通貨安の状態としています。中国はこの人民元安により、世界の工場として、経済を伸ばすことに成功しました。



グローバリゼーションが、実際は、先進国の経済で、産業の空洞化、国民の裕福層とそれ以外の分断化などを引き起こしました。



世界中で、このグローバル自由貿易下での問題点が認識され、

今は、新たな経済体制への潮流が生まれています。



日本も、この潮流の中、正しいかじ取りを行ってほしいですね。

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