結論としては、「Windows Installer 全体が壊れている」可能性は低く、これ以上自力でレジストリや Installer キャッシュをいじるのは危険なので、SQL Server セットアップからの修復を試したうえで、それでもだめなら社内 IT に OS レベルの修復を相談するのが安全です。レジストリを手作業で消すのは会社 PC では避けた方がよいです。
理由を順に説明します。
1. エラー 26003 の意味
「サポートファイルをアンインストールできない。次の製品がインストールされているため」というメッセージは、Windows Installer の内部に「SQL Server 2022 XEvent」などがまだ入っているという“整合性のズレ”を示しているだけで、「Windows Installer が全壊した」というレベルではありません。
もしデータベース全体が壊れていれば、他のアプリでも次々トラブルが出るはずですが、そうなっていないなら、SQL Server 関連の登録が中途半端になっている程度と考える方が自然です。
2. まだ比較的安全に試せること
レジストリ直削除や C:\\Windows\\Installer の手作業削除は、Microsoft も非推奨で、会社 PC では特に避けるべきです。代わりに、次の順で試すのがまだ現実的で安全です。
・最新の SQL Server 2022 セットアップを再度ダウンロードする
インストール済みのエディション(Express / Developer / Standard など)と同じもの、日本語版を用意します。
・セットアップを「インストール」ではなく「メンテナンス/修復」で起動
setup.exe を管理者として実行すると、「既存のインスタンスの修復」や「機能の削除」メニューが出ることがあります。
そこに問題のインスタンスや機能が見えていれば、まず「修復」を実行し、その後に「削除」を行うことで、壊れた MSI 登録が復元されたうえで、正規の手順でアンインストールできる場合があります。
・SSMS 21 は別アプリとして扱う
SSMS は SQL Server 本体とは別製品なので、「アプリと機能」から個別に修復/削除を試します。必要なら SSMS 21 のインストーラをもう一度実行し、「修復」で壊れた状態を戻してからアンインストールします。
3. レジストリ手動削除について
ご質問の「HKEY_LOCAL_MACHINE\\SOFTWARE\\Microsoft\\Microsoft SQL Server」などを手作業で削除すると、一時的に一覧からは消えたように見えても
・将来の SQL Server 再インストールが失敗しやすくなる
・パッチ適用やアップグレードが通らなくなる
・会社の標準イメージへの復元で想定外の不具合が出る
といったリスクがあります。
特に会社 PC では、「後から OS ごとリカバリし直す」前提でない限り、個人判断でやるのはおすすめできません。
4. ここまでやっても直らない場合
SQL Server セットアップからの修復/削除がうまくいかないなら、ユーザー側でできる“安全な”対処はほぼ出尽くしています。
この状態でさらに Installer キャッシュやレジストリを手作業でいじると、最終的には Windows 自体の再インストールが必要になることもあるため、会社 PC なら
・症状と試したことの一覧
・SQL Server セットアップのログ(あるなら)
を添えて、社内 IT に相談し、必要であれば OS の修復インストールや PC の初期化を検討してもらうのが現実的です。
まとめると、「Installer データベースが完全に死亡している」というより、SQL Server 関連の登録が中途半端な状態です。これ以上の強行な削除はリスクが大きいので、SQL Server セットアップの修復を最後に試し、それでもだめなら IT 部門にエスカレーションするのが良いと思います。