サッポロホールディングス(HD)が
不動産事業を米KKRと香港PAGの連合に売却
(段階的な譲渡)することを決めた主な理由は、
本業である酒類事業への経営資源の集中と資本効率の改善です。
同社は「恵比寿ガーデンプレイス」などの優良資産を保有し、
不動産事業が利益の柱となっていましたが、
一方で「不動産に依存し、
本業のビール事業の改革が疎かになっている」
との指摘をアクティビスト(物言う株主)から受けていました。
今回の売却により、
約4,770億円(企業価値ベース)の資金を確保し、
国内外の酒類事業への投資や株主還元に充てる方針です。
2026年には「サッポロビール」への社名変更も予定しており、
祖業であるビール事業で勝ち残るための
「退路を断った構造改革」といえます。
本業集中:
不動産を切り離し、ビール・飲料事業に再投資。
株主圧力:
低収益な資本構成を是正するよう求める投資家への対応。
財務強化:
多額の売却益を成長戦略と財務体質の改善に活用。
(経済ニュースより)