慎重路線だったと思いますよ。
でも100%回避するのは無理なんですよ。
私は訴えられたことはありませんが特許は200件ほど出願申請した事があります。
細かい手順は省いてざっくり進捗を言えば 、私が知財調査して先行特許はない。類似技術はないと調査した結果、個人ではなく会社の知的財産部や外部の弁理士事務所などの協力を仰いで最終的に特許庁に辿りつくのは半分の100件。
実際に特許庁から公開技法などで公開されて他社の異議申し立てをクリアして登録できたのは50件です。
何が言いたいかと言うと開発者はもちろん知財や専門家がOK出してもNGは多々あるって事です。もちろん出願はアグレッシブになれますが、見落としの中にはこの特許ってこんな範囲の請求をカバーするの?って非常に難しいのは当たり前にあるんです。
もし理解しにくいなら10程度テクノロジー関連の特許の明細書を読んでみると良いです。非常に曖昧に分かりにくく書かれてますから。
これはわざとやってます。私も出す際はなるべく広く、請求範囲がなるべく限定されない様に通る範囲で最大限曖昧に書きます。キッカリ書いてしまうと回避容易になりますからね。
そしてサイゲも問題となった特許を全力で知財が確認していたら防げたかもしれません。しかし現実は無理です。
何故なら特許は日本だけで毎年数十万件が出願され1億程度は有効特許だからです。もちろん特許調査時は新製品に関連の深い1000とか数100とかに絞って侵害調査しますが絞りに漏れるケースも漏れていなくても問題なしと判断してしまう可能性はあり得る話です。
当たり前ですが事前にわかってればよほどの基本特許でない限り特許を回避した仕様で開発します。
そして裁判になったって事は、非常に微妙な解釈って事です。誰が見ても明らかに侵害しているなら裁判する前に決着がついているかすぐつきます。そして裁判しても今回の様な和解にはなりにくい。
裁判するって事は「請求項の記載範囲から外れている」「そもそもコナミの特許が既存技術の組み合わせレベルで既知の技術であり特許性に問題がある」等々サイゲ側にも武器がありコナミ側としても強引に押し切れない要素があったと推察できます。あくまで推察ですけどね