着床出血の機序(メカニズム)は21世紀の今日になっても解明されていません。
一般的には、セックスして出来た受精卵が子宮内膜に潜り込む際に、子宮内膜の一部を溶かして入り込むので、その溶けた分が出血していると思っている女人が大半です。
しかし、受精卵が子宮内膜に潜り込む際の大きさは、僅か0.2~0.3ミリほどの大きさしかありません。
そんな小さな物が溶かせられる子宮内膜の量など、極微量でしかありません。
専門的に一番有力な説が、黄体期の中頃に起きる卵胞ホルモンの2度目のピーク分泌が起きるホルモン変動説です。
卵胞ホルモンに含まれるたんぱく質?が、受精卵の着床を補助する役目がある事が解明されています。
そして黄体期に分泌されている黄体ホルモンと卵胞ホルモンには、それぞれの作用を抑制する関係にあります。
その為に、本来子宮内膜を保持していなければならない時期なのに、子宮内膜の一部が溶けて流れ出て出血するのです。
この卵胞ホルモンの2度目のピーク分泌は「着床窓」を開くために分泌するために起こり、受精卵が出来ていようが、出来ていなくても起こる生理現象です。
要するに、妊娠有無には全く関係ない症状だという事です。