それは、単なる対症療法に過ぎず、中長期的にはダメージを与える政策だから。
>減税によって消費が増え、税収が安定する→○
まず第一に、そんなことは起こらない。
税収(86兆円)は大体GDP(630兆円)の14%ぐらい。
1兆円の減税して、経済成長でこれを取り戻すには、GDPを7兆円ぐらい増やす必要がある。乗数効果として7倍も必要になる。
こんなことは不可能であることは単なる自明。
現実には、増税によってGDPを増やすことが可能になるというのが真実。
日本の問題は、政府が財政赤字を垂れ流してお金をバラまき続けるのだが、それが一切使われずに貯めこまれて腐り続けていること。グラフ見れば分かるように、増えたお金が本当に一切使われていない。
民間は、バラまいても一切使わないのであれば、これを税として徴収して政府が使えば良い。民間は使わないが、政府は税収を全て使い切るので、要するに増税するとGDPが増えることになる。
実際、高国民負担である北欧のような社会民主主義国家の一人当たりGDPは高い。
世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング
https://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
2位 ルクセンブルク
7位 ノルウェー
8位 米国
10位 デンマーク
16位 スウェーデン
18位 ドイツ
22位 フィンランド
23位 イギリス
32位 韓国
38位 日本
政府支出というのは、消費となってそのままGDPに加算されるので、日本のように民間が消費も投資も行わなく国では、大きな政府にすればGDPは拡大することになる。
アメリカのような地井さん政府で経済成長を実現するには、民間が自発的に消費と投資を行う必要があるが、日本はそうではない。
よって、減税すれば日本はさらにじり貧となることが必須である。