交通事故や何らかの原因で突然倒れるなど、緊急事態が発生した場面に遭遇した際のザックリした対応や手順は・・
① 傷病者にファーストコンタクトする前段、自分自身の安全と周囲の方々の安全を確保するとともに、二次事故防止策を講じることを優先
・ 通行車両の遮断や規制、整理
・ 事故車両のエンジン未停止やガソリンなどの漏洩など危険の排除
【注意!】高速道路の走行車線上で傷病者の移動に危険が伴う場合や暴力行為を受けたり、火事や感電、有毒ガスによる中毒など事故が拡大する可能性や危険がある場合は警察や救急隊など専門家到着を待つことも選択肢の一つです。
② ファーストコンタクト
感染防御(プラスチック手袋、ゴーグルなど)したうえでのファーストコンタクトを推奨
◎ 反応の確認(反応無し⇒多くの人を集め119番通報依頼・AED手配)
◎ 呼吸状態の確認(呼吸無し、又は普段通りの呼吸か否か)
A:反応無しに加え普段通りの呼吸が無ければ「心停止判断」
⇒ 心停止の手順を開始
※ 心肺蘇生で体位を変える必要があれば、首や体幹部を捻ったり曲げたりしないよう多くの協力者と共にゆっくりと仰臥位に体位を変える
B:反応は無いものの深く安定した普段通りの呼吸が確認できれば傷病者の呼吸状態を繰り返し観察しながら救急隊到着を待つ
(救助者に気道確保の知識や技術と意思があれば頸椎に負荷のかからぬよう気道確保)
C:反応がある場合は傷病者が最も楽と訴える姿勢にできるよう体位変化を補佐する
道路上など二次事故発生の可能性がある場所にいる場合のみ、ファーストコンタクト手順の前段で安全な場所までの移動を考慮します。
(搬送方法は緊急度や救助人員数、準備できる搬送資機材に依存)
添付図は緊急度が高く、協力者が得られず やむなく一人で危険な場所から緊急移動する搬送法です