当時の日本は今より遙かに男性社会で、国政政党の党首に女性が就任したのは土井さんが日本初でした。
勿論日本社会党もそういったキャッチーさを狙って土井さんを抜擢したわけですが、マスコミの耳目を集めて土井さんが注目を集めたのは事実です。
ただ土井さん個人にそんなブームと言えるほどの人気があったのかは疑問です。土井さんの知名度アップで味を占めた社会党が、大反発のあった消費税を導入したばかりか、数々の疑獄を連発して最低の支持率に落ち込んだ自民党の間隙を縫って多くの女性候補を送り込み女性候補を誕生させました。
これが「マドンナブーム」です
当時でも「おたかさんブーム」等と言うのはあまり聞いた事がありませんが「マドンナブーム」は連日報道されていました。
逆に言えば女性が議員になること自体が珍しい事だったわけです。
一方、現代は女性議員は珍しくも無く、実際高市さんは「日本史上初の女性総理」というキャッチーな属性があるにも係わらず、マスコミはあまりそこを取り上げる気が無い様に思います。
「高市ブーム」という言葉も聞いたことが無く、ただ普通に支持率が高いだけとも言えます。
つまり「マドンナブーム」(おたかさんブーム)というのはマスコミが作り上げたブーム、高市さんの高支持率はただの統計で内容が全く違うと思われます。
更に言えば土井ブームとは言え実態は野党ブームであり、野党ブームというのは反自民ブームです。土井さん個人が選挙に強かったと言う事もありません
つまり高市内閣の高支持率の理由は女性だからと言うわけでは無く
1.保守層に受ける政策や言動。
2.マスコミへの露出度の高さ(批判も含めて)、政策の分かりやすさ
と言えます。
1は長年高支持率を維持した安倍元首相(日本史上最長任期の首相)
2も歴代最高支持率を記録する小泉純一郎元首相という事例があり、1と2を併せ持つ高市首相が高支持率をマークするのも必然かも知れません。そう言えば小泉さんも靖国参拝とかで保守層からの支持は厚い物がありました。
マスコミの報道さけを見ると、日本中が反自民のリベラルの様に見えますが、実態は有権者の多くは保守的政策を支持するサイレントマジョリティという結論になります。