私は1970年代に小学生だったので当時と今とでは年末年始は昔は一大イベントだったのに比べて今は普段とあまり変わらないことを実感しています。
思うに、デジタル化が進んだ20年ほど前からどんどん人付き合いが希薄になりそれがどんどん進んでいるのか?と思いました。
子ども時代は大晦日には戦前生まれの頑固頭の父が大きいものを食わないかん、と言って牛肉すき焼きを食し、元旦には入浴を強制され、母の実家行き(祖父母がものすごいご馳走を有り余るほどたらふく用意してくれていた)次男の父は長男(本家と言っていた)にご挨拶に行くもんじゃ(頑固であまりしゃべらず理由など説明なし)と行きました。お正月がものすごいイベントで初もうでに行けば振袖着用した女性もいました。
あの時代の親は戦中戦後で今よりずっと貧しい時代を生きているので昔の(甘いものは正月のご馳走)感覚で生きていて家父長制だから父親の理由もわからない鶴の一声でわたくしどもは従うのに疑問を持たなかったのだと思います。
お正月が特別な日なので、きれいに掃除をして(3丁目の夕日を観て当時の雰囲気が伝わってきました)。今みたいに週休2日でもないから盆と正月の連休は特別だったように思います。父は(神道なので)普段御世話になる洗濯機、台所、トイレなどに重ねたお持ちの小さいのを置いたり、車にはしめ縄の小さいのをつけたりしてました。
今はずいぶん豊かで自らの労力はお金も安く代替できて、子ども時代から豊だった人々が大人になりめったにない嬉しいことが起きるお正月を楽しみにしなくなったのだと思います。私が感じる贅沢は日常のことだと後期高齢者の方と話していても古い貧乏感覚の私はよく感じます。