この様なカニをしっかり加熱して食べましたが、健康被害はありますか?中身のみ食べましたが、少量は付着していると思います。カニビルとは違った黒い煤の様なものが付着しています。

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1001724

2026-04-25 03:05

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カニの甲羅に付着する「黒い物体」は、その多くがカニビルの卵ですが、それ以外にも考えられる原因がいくつかあります。 

1. 黒変(こくへん)現象

生の状態のカニが空気に触れることで起こる化学反応です。 

正体: カニの体液に含まれるアミノ酸(チロシン)が、酵素(チロシナーゼ)の働きによって酸化し、メラニン色素が生成されたものです。

特徴: 甲羅の一部や関節、身が黒ずみます。

安全性: 腐敗ではないため、食べても人体に影響はありません。 

2. エボシガイなどの他の付着生物

カニビルほど一般的ではありませんが、カニの甲羅を「住処」として利用する他の生物が付着することがあります。 

正体: エボシガイ(フジツボの仲間)や多毛類(ゴカイの仲間)の棲管(せいかん)など。

特徴: 小さな貝のようなものや、白〜灰色の石灰質の管が付着していることがあります。

安全性: これらも甲羅の外側に付いているだけで、カニの身に害を与えることはありません。 

3. 外子(そとこ:メスの卵)

付着している場所が「甲羅の上」ではなく「お腹(ふんどし)」の部分であれば、それはカニ自身の卵です。 

正体: 成熟したカニの卵。

特徴: メスの腹部にびっしりと詰まっており、茹でる前は黒〜茶褐色、茹でると赤〜橙色に変わることがあります。 

補足:カニビルの卵がついている理由
カニビルは海底の砂泥地に生息していますが、卵を産み付ける硬い場所を求めてカニの甲羅を利用します。これが多いほど、脱皮してから時間が経過しており「身がしっかり詰まっている」という、美味しいカニを見分ける指標として知られています。 

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