これは両社の「利益の出し方」に対する戦略の違いですね。
任天堂は「低コストで製造したものを高価格で売り、高い利益率を確保すること」に強いこだわりを持っています。
営利企業として利益を追求するのは当然ですが、任天堂の場合はそれが時として過剰なことがあります。
日本では「任天堂=正義(良心的)」という風潮が強いため批判的な意見はあまり出ませんが、実は欧米ではその姿勢がかなり否定されています。
実際、今年『Switch2』『マリオカートワールド』の価格が発表された際、任天堂の公式ライブ配信のチャット欄が「Drop the price!(価格を下げろ!)」というコメントで数時間埋め尽くされたこともありました。
対照的にソニー(SIE)は、「高品質なものをそこそこの価格で売る」という戦略をとる企業です。
そのため製品単体の利益率は任天堂より低くなりますが、その分だけ「数」を売ることができるため、結果として総売上と総利益において任天堂を上回る実績を出すことに成功しています。