クラミジアの
①血液による抗体検査と、
②膣や子宮頸サンプルによる抗原検査
は全く別の検査で目的や解釈は大きく異なります。
「クラミジア」というだけで同じように考えるのは根本的な誤りと言えます。
>レディースクリニックにかかったときでも、クラミジアを指摘されたことはありません。
検査があった事が間違いないとしたら、おそらく②であったと思われますが、仮に陰性だったとしてこれはその時点でその場所(通常膣か子宮頸、あるいは咽頭や尿や肛門で行う場合も)からクラミジアのDNAが検出されない=そこに生きたクラミジアはいない、ということを示します。
①の方は身体がクラミジアと戦う為に作り出した「抗体(血液中のタンパク質分子)」を調べるもので、「今現在」でも「そこ」でもありません。過去からの通算なので「いつ」は不明(痕跡かも?)、またクラミジアがどこに侵入した場合でも抗体はできますから部位は特定できません。特に身体の深部(卵管や卵管采など)で無症状ながら激しい戦いがあったような場合に大きな値になりやすいので不妊治療の最初によく行われます。採血だけの極めて容易な検査で今後の不妊治療の進め方のごく大雑把な参考になりますので。
質問者様の場合は、卵管造影検査の後にあったということで、順序として腑に落ちないのですが、なんらかのいきさつから、とにかく現在の担当の先生が抗体の値を参考になさりたかったのでしょう。
しかし、不妊治療の卵管造影検査の段階なのであれば、(生きたクラミジアが居ると分かるばあいは治療すべきですが)クラミジアについてあれこれ詮索しても意味がないですよ。
どうやって授かるか?これに尽きます。
タイミング法や人工授精等の簡単な手法で十分見込みがありそうなのか?
卵管は大丈夫そうでも自然妊娠には不安要素があり体外受精にステップアップした方がいいのか?
ご年齢やお二人の希望なども考慮して先生とよくご相談になって下さい。
(クラミジアに関しては指示だけ守っていれば何一つ気にする必要はありません。)
*気にしなくていいのですが一応ご参考*
>今までの血液検査で陰性なのに感染歴があるということはあるのでしょうか。
「血液検査」は誤で「抗原検査」だとして
日本産婦人科医会 不妊の原因と検査
https://www.jaog.or.jp/lecture/5-%E4%B8%8D%E5%A6%8A%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E6%A4%9C%E6%9F%BB/
かなり下の方、表2のすぐ上
「②クラミジア抗体検査
通常IgGとIgAが定量測定される。腹腔内に感染が及んでいても子宮頸管から抗原が検出されないことがあるため注意を要する。したがって治療歴がない場合、抗原検査が陰性であっても、抗体検査が陽性であれば治療の対象になる。不妊スクリーニングとして感染の既往の有無が評価できるため有用である。」
子宮頸管(や膣)の抗原検査で分からない場合(抗原検査が陰性の場合)もあるようですね。稀とは思いますが。
クラミジアの感染経路ですが、あくまで一例ですが
どなたかが咽頭に無症状で長期保菌→ク〇ニ、フ〇ラ、唾液を付けた手による行為でどなたかの性器→(さらに別の人の性器)→上行して卵管・卵管采・腹腔内に感染が及ぶが膣や子宮頸からは居なくなる?
性器保菌でも無症状で気付かない場合が多いです。
咽頭にはオーラル行為以外にキスでも感染しますし、ごく稀には咳やくしゃみの唾液の飛沫がたまたま開いていた口や目に入るということも?目と咽頭は鼻涙管で中で繋がっています。