液状化現象が発生すると、地盤が隆起することは基本的にありません。むしろ、液状化に伴って起こるのは地盤の沈下や陥没、あるいは地面が液体のようになって横方向に動く側方流動などです。
液状化現象が起こると、地下水を含んだ砂地盤が地震によって揺らされ、砂粒同士の結びつきが一時的に失われます。
この状態になると、地中の水圧が高まり、水や砂が地表に噴き出す「噴水」「噴砂」という現象が起こります。
地中から水や砂が排出されることで、地盤の体積が減少し、結果として地表面は沈下したり陥没したりします。
また、マンホールや埋設管のように、地中にある比較的軽い構造物は、周囲の地盤が液状化することで生じる浮力によって地表に浮き上がってくることがあります。
これは地盤が隆起しているわけではなく、周囲の地盤が沈下したことと、浮力が働いたことによる現象です。
液状化が起こりやすい地域
おっしゃる通り、河川沿いや埋立地、海岸に近い場所などは液状化現象が起きやすい地域です。これは、これらの場所では一般的に以下の3つの条件が揃いやすいためです。
砂地の地盤であること:液状化は主に砂質土で発生します。
地下水位が高いこと:地下水が地表から10m以内にある場合、液状化のリスクが高まります。
砂が緩い状態であること:密に締まった地盤よりも、緩い地盤の方が液状化しやすいです。
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