こんばんは
軍部が、法秩序の警察よりも上の立場であることを公然と決定づけてしまったことが一番悪い結果です。
つまり、警察を統轄する内務省が軍に屈したことで、国内の治安・行政組織に対する軍の優位性が決定的となりました。
これが後の軍国主義の加速や、軍部が政治に深く介入していくきっかけの一つになった事件です。
少し蛇足になりますが、この事件当時の大阪府警察部長(現在の本部長に相当)は、粟屋仙吉という人物です。
この事件後、警察を辞めて、大分県知事などを歴任した彼は、1943年に要請を受けて広島市長に就任しました。
市長として戦時下の市政に尽力していましたが、1945年8月6日、広島市への原子爆弾投下により、爆心地に近い市長公舎で被爆し、そのまま亡くなりました。
この事件の側面として語られる出来事です。