まず、鉛入りのガラスは安価且つ手軽に透明度を上げられるため、以前は普通に使われていましたが、環境問題の影響で使用が禁止され、今では使われなくなりました。現在は研究開発が進み、性能レベルでは遜色がない物になっています。現在のレンズが高価なのは、鉛入りレンズの代替品の製造開発費等と、デジタルに対応した高性能レンズにするため、使用レンズの枚数も大幅に増え、その設計開発に費用が掛かっていることに加え、原材料費、輸送費、円安等、現在すべての物が高騰していることと同様なことに起因しています。また、レンズコーテイングですが、これは各レンズ面の反射を低減する物であり、反射による光の損失を防ぎ、フィルムやセンサーに届く光の量を増やします(光の透過率を上げ、結果的に透明度は上がっていると言える)。これが無ければ、高性能なレンズ設計はできません。フレアやゴーストを減らすことだけが目的ではありません。