いや88年ごろから、おかしいという意見は、
新聞の論説などでも、しきりと言われていました。
ただ、それは株価よりも、不動産価格や先物相場、
さらにはゴルフ会員権や美術品売買市場といった、
投機市場全般に対してです。
だって、東京23区の不動産価格の総額が、
アメリカ全土の不動産価格より高額、なんていうのは、
誰が聞いたって、実体経済に即していないと思うじゃないですか。
逆に言えば、日本のバブル景気というのは、株式市場ではなく、
その他の投機市場に大量の余剰マネーが流れていった事で、
起きた現象だったのです。
もし、現在のように多額の金が株式市場に注ぎこまれていれば、
80年代後半早々に、5万円を突破していたと思いますよ。