デフレとは需要が縮小したり横ばい状態だったりするので、産業力が衰え続けることになるのです。実際この30年の日本では育った企業はソフトバンクだけというぐらいの状態です。このため日本はトヨタ、ホンダ、ソニー、その他の1990年以前に大きくなった昔の企業によって日本はなんとか支えられている状態です。
本来日本は2010年代の世界的にデフレ圧力が高い経済情勢では、ノーリスクで大規模国債発行と大規模金融緩和を行うことで、国民の所得拡大、消費拡大主導によるデフレ脱却ができる状態にありました。
しかし残念なことに日本の経済当局者達はそれをやりませんでした。安倍政権は当初は違うことを言っていましたが、結局やったことは超がつくほどの緊縮財政で、結果、民主党政権時でも4割の国民負担率だったものが、安倍政権末期には5割の国民負担率にまで高まりました。
現在は世界的にコストプッシュ圧力が強めに出ている情勢です。ある程度のインフレを受け入れつつ、実質賃金を上げることで景気が悪化しないようにバランスをとった対策が必要です。
インフレを抑制しつつ成長を続けるために、財政を拡張しながらインフレの原因に対する抑制政策を行い、政府と中央銀行でバランス良く、適切な経済政策を行われ続ける必要があります。