他の方も書いてますが、バチ抜けでベイトを使うことの利点は余りありません。極寒の中、手が結構濡れてかじかむことを考えると、私はやりません。
唯一の利点は感度が良いこと。ただし、かじかむ手元が、それを台無しにすると思います。
それでも、と言われるなら・・・
まず、バチ抜け用のルアーはアクションが繊細なので、できたら細い4本撚りの0.8〜1号くらいのpeラインと10〜12ポンド程度のリーダーを使いたいです。ベイトリールのトラブル回避の為には3〜5mほどのロングリーダーにしたいです。
8本撚りではなく、4本撚りpeラインにするのは、4本撚りの方が張りがあり、バックラッシュしにくいからです。
今まで色々と試しましたが、現在私は、ヤマトヨ4本撚りレジンシェラーかデュエルスーパーXワイヤー4の1号を使っています。トラブルになりにくく、ベイトに合っていると感じています。
また一般的なバチ抜け用ルアーは7〜15g程度なので、シーバス用としては軽めのルアーを使うことになります。
それを考えると、エクスセンスDCSSは、ワイドスプールとメガホン型でないレベルワインダーのせいで、トラブルになりやすい。トラブルしないセッティングにすると、飛距離にかなり不満が出るかと思います。
上位機種のエクスセンスDCは37mmスプールなので、バチ抜け用ルアーには不向きです。
なので使用リールは、ダイワのtws搭載機で34mm以下のスプール搭載機というのが前提になると思います。
スティーズA、AⅡやジリオンSV・HDTWをお持ちなら、RCSB SV BOOST PE 1000 スプール G1(¥14,000-)にスプールを変えると、細いpeラインも快適に扱え、飛距離も期待できます。(タトゥーラは互換性がありません)
お持ちでないなら、シルバーウルフ SV TW PE SPECIALを購入することをオススメします。ただ結構高額でAmazonで実売4万円くらいします。
もう少し価格の安いモノで、となるとソルティストの80か100でしょう。スプールサイズから考えて、小型のバチ抜けルアーは80が扱いやすいでしょう。ただマニック115くらいのサイズになると、明らかに100の方が飛ぶと思います。それでも80はSV仕様なのでトラブルになりにくい。これは利点です。バチ抜けは夜の釣り、そして短時間の釣りですから、トラブルで時合いを逃すのは辛いです。自分の技量と相談して選ぶべきかと。
私はバチ抜けではなく、春のマイクロベイトパターンの時にベイトの軽めのタックルを使う場合があります。
リールはジリオンHDTWでスプールは前述のRCSB SV BOOST PE 1000 スプール G1に入れ替え、ラインは4本撚りのpe1号にナイロンリーダー12ポンドを約3ヒロというセッティングです。
使うロッドはヤマガのバリスティックベイト810mlRCというモデルです。しなやかで軽めのルアーでもキャストが容易なロッドです。
マイクロベイトパターンで使うルアーは7〜15gのシンペンや10〜15gのミノーですが、トラブル無く快適です。飛行姿勢の安定しにくいルアーはベイトの方が飛んたりします。
ベイトタックルはリールもさることながら、ロッドも重要です。
しなやかでキャストしやすいモノでないと、トラブルになりやすい。
本音で言うと私の使うバリスティックベイト810はベストかと思いますが、現在入手は非常に困難です。
現在入手できるモノでバチ抜けで使えるモノ、と考えると結構選択肢が少ないかと思います。
候補を挙げるなら、下記かと思います。
①シルバーウルフ76mlb-s
②シルバーウルフ83mb-s
シルバーウルフには無印・MX・AIRとありますが、どこまで求めるかなので、そこはご自身で判断してください。
小場所なら①、大場所のオープンウォーターなら②でしょう。チニング用なので、感度は良いでしょうが、ファーストテーパーでしょうから、キャストにクセはあると思います。
③ Beams LOWER8.6L
フィッシュマンの軽量級ルアー用のロッドですね。ベイトロッドしか作らないメーカーでキャストしやすい調子であることは間違いありません。ただこのクラスとしては重量があるので、感度は①②には劣ると予想されます。そして結構高額です。それをどう考えるかですね。
④ ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネスXCTC-862MLT-BF
これはいわゆる「何でもロッド」ですが、スペック的にバチ抜けにぴったりかと思います。
ソルティーステージは「しなやかでしなる」ブランクスに特徴があるので、とてもキャストしやすいのでは、と思います。
でも、マイナーで比較的新しいので、ネットでインプレが見つからず、その為、想像の域を出ません。
④(手に入るなら、という条件付きですが)19ラテオR 86LB
現行ラテオベイトモデルにはライトアクションの設定がありません。前モデルにはありましたが、それがバチ抜け用にドンピシャかと思います。軽くて感度も良く、そしてしなやかでキャストしやすい。当然硬さは違いますが、私の使っているバリスティックベイト810に最もキャストフィールが近いと思います。
本音は④の選択肢がベストだと考えております。
以上が、私の経験から考えてのオススメです。
ただ、知っておいて欲しいことがあります。
ベイトの場合、トラブル回避の観点から、スピニングよりリーダーを長く取ります。そうすると根ズレには強くなりますが、ルアーの泳層が少し深くなります。リーダーは水より大きな比重の同じ素材なら、長いほどルアーの泳層は深くなります。ルアーにもよりますが、一般的な表層系のシンペンの場合、1mのリーダー長に対して3mのリーダー長だと10〜15cm、ルアーの泳層は深くなります。
その為、バチ抜けの引き波が効く場合は、スピニングでは釣れるのにベイトでは反応しない場合もある、ということです。逆に、底バチパターンの際には、釣りやすくなるとは思いますが。
泳層が少し深くなることは、覚えておいてください。
私の拙い経験が、参考になれば幸いです。