当時、丁度結婚前くらいでした。
オグリ人気は半端なかったですね。多分今の若者とかも当時に居たら有無を言わさずファンになるような、なんて言うか不思議な魅力というか惹きつける、それも馬とか今もあの社会現象は夢だったんじゃないかって思うような…この気持ちはわからないだろうね。
前置き長くなりましたが、あのレースは平凡でスローだからオグリは幸いとか言うけど、確かにそうかもしれないが、スローペースはそれなりに難しいレースです。若駒は早く走りたいを騎手が抑えるのが大変で右に左に揺れてて、オグリは気持ち良さげに走り、コースを熟知してるかのように3コーナーあたりからスルスル上位に上がってきて、4コーナーで前に並び、ゴール前武豊騎手が手前を替えてから全盛期の末脚、シュッと伸びでライアンに並ばれてからが強かったんです。武豊騎手が1番乗りやすい馬は断然オグリキャップ、パッとスタートしてジッと我慢出来て、追えばシュッと伸びて止めるのも簡単。有馬記念のウィニングランで戻ってきて池江厩務員が見えてきたら何もせずともその前でピタッと止まって、あんな賢い馬ってないですと言わしめた馬。
スローペースのレースを勝つのもそうそう簡単ではないという事ですね。武豊騎手は有馬記念の走りは素晴らしく、まだレースやれるんじゃないか?って言ったそうです。
とにかく競馬場の約18万人が声揃えてオグリコールって凄くないですか?本当に地響きみたいな感じで後にも先にもあんな経験はあの時だけでした。男も女も皆泣きながらコールと言うか叫んでた感じでした。オグリの馬券買わなかった人も心の中では勝ってほしい、勝っちゃって損したけどそんなんどうでもいいわ、バンザーイみたいな空気でした。当時ビデオテープに録画もして何回見直した事か、実況そのまま言えますよ。