結論:
人は自分に甘いからです。
詳細(前半):
どんな料理であれ、啜るのは望ましくない食べ方です。ラーメンなどほとんどの麺類では許されていて他はダメなのも程度問題です。従って人は易きに付きやすい生き物ですから、ラーメンやうどんで許可されているならパスタも、パスタも許可されているならもやしや米も、・・・といった具合でどんどん、甘えた方向に堕ちる蟻の一穴メカニズム、これが「なぜ」に対する回答の前半です。
詳細(後半):
但しこれだけでは十分な回答ではありませんね。そもそも啜ろうと思い立った起点は何でしょうか。しばしば啜ったら美味しい、と巷間ではいわれています。科学っぽい説明として啜ると喉の奥から香りを感じられるレトロネーザル効果がしばしば挙がりますが、無理な辻褄合わせにも聞こえます。個人的な推測で良ければ啜り始めた理由は
●箸の力に呼吸力を加えた全身で食べる高揚感
●粗野な男らしさや伝統に阻まれない女の生き方を誇示したい欲望
●音を鳴らすのは作り手への礼儀として必須だとする義務感
などの作用が産んだ錯覚、プラセボ効果と思います。これが回答の後半です。