国債を発行して財政を拡大しようとすると
民需と公需で資金の奪い合いが起き債権金利が上がることで民需が抑圧され成長性が下がる状況をクライディングアウト言います。
クライディングアウトは押し出すという意味で公需が民需に必要な資金を奪うという意味です。
誰かが大量に資金を借りることで、他の人を押し出し(た結果資金調達コストが上昇し債権金利が上がる)てしまう状況を意味します。
>軽く聞いた話からすると日本では財政出動を大きくしても、利子率も上がらないしそれで企業の活動も妨げられるわけでもない気しかしないのですが。
日本の公債依存度は世界でも傑出(EUの財政規律上限の2倍超、単年度赤字GDP比6%超えています)していますが
日本の場合、日銀が国債の半分以上保有しているので起きにくいです。
マネタリーベースを極大にまで供給しています。(異次元の金融緩和)
結果、日本国債の利子率はインフレに対し全く足りない実質金利マイナス状態に陥ってます。
流石に歪なので金利上昇圧力強く2%近くまで長期金利上昇していますが2%でも実質金利マイナス債券なので本来の金利ではないです。
そういう意味で日本ではクラウンディングアウト起きにくいと考えられています。
インフレ3%超えてますがジャブジャブの金融緩和継続中です。
余談
クラウンディングアウトに関しては1970年代の欧米で起きたと考えられていて石油ショックに絡んで大規模財政出動した際にコロナ時などと違って中央銀国が国債購入しなかった事で市場資金の流動性が下がり金利が急上昇しています。
資金の流動性が下がると中央銀行は資金供給目的で機動的に国債買うときが今はあって先ごろFRBが市場に資金供給する目的で国債購入を決めています。
米FRB、流動性管理へ短期債購入を12日開始 刺激策との見方も
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E7%B1%B3%EF%BD%86%EF%BD%92%EF%BD%82-%E6%B5%81%E5%8B%95%E6%80%A7%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%B8%E7%9F%AD%E6%9C%9F%E5%82%B5%E8%B3%BC%E5%85%A5%E3%82%9212%E6%97%A5%E9%96%8B%E5%A7%8B-%E5%88%BA%E6%BF%80%E7%AD%96%E3%81%A8%E3%81%AE%E8%A6%8B%E6%96%B9%E3%82%82/ar-AA1S7dfX?ocid=BingNewsSerp