大阪の知らないマンションが表示されると、乗っ取りやバグを疑ってびっくりしてしまいますよね。ただ、PC版のgoogleマップでこうした「位置のズレ」や「広域表示」が起きる場合、PC特有の仕組みが原因であることがほとんどです。
「知識のある一般人」として、考えられる原因と対策を整理しました。
1. なぜ「知らない場所」が表示されるのか(原因)
スマホと違い、多くのデスクトップPCにはGPSが搭載されていません。そのため、googleマップは以下の情報を頼りに場所を推測します。
IPアドレス: インターネットの接続拠点(プロバイダの基地局など)の場所。これが大阪市内の別の場所や、近畿圏の広い範囲として認識されることがあります。
周囲のWi-Fi信号: PCが受信している周囲のWi-Fiルーターの情報をデータベースと照合します。
ブラウザのキャッシュ: 過去の検索データが干渉している場合もあります。
隣のブロックが表示されたということは、ブラウザの許可設定自体は通っていますが、「Wi-Fiによる測位」と「IPアドレスによる推測」の間で情報が混乱している可能性が高いです。
2. 今すぐ試すべき4つの対策
ルーターのリセット以外に、以下の操作を試してみてください。
① googleアカウントに「自宅」を登録する
googleマップの左上のメニュー(三本線)または検索窓から、「マイ場所」→「自宅」に正しい住所を入力してください。
これを設定しておくと、位置情報が不安定な時でも、右下の「現在地ボタン」を押した際に優先的に自宅周辺を表示してくれるようになります。
② Chromeの「位置情報設定」を一度リセットする
ブラウザの不具合を疑います。
Chromeでgoogleマップを開いた状態で、アドレスバーの左端にある「鍵マーク(または設定アイコン)」をクリック。
「位置情報」のスイッチを一度オフにして、再度オンにします。
「権限をリセット」があれば押し、ページを再読み込みして再度「許可」を選んでください。
③ Windows側の「位置情報のプライバシー設定」を確認
OS側の設定がChromeの邪魔をしている場合があります。
Windowsの「設定」>「プライバシー」>「位置情報」を開く。
「このデバイスの位置情報へのアクセスを許可する」がオンか確認。
「アプリが位置情報にアクセスできるようにする」もオン。
下のリストにある「デスクトップ アプリが位置情報にアクセスできるようにする」の中にChromeが含まれているか確認してください。
④ デフォルトの場所を設定する
上記「位置情報」の設定画面を下にスクロールすると、「既定の場所」という項目があります。ここで自宅を登録しておくと、正確な測位ができない時の「とりあえずの表示先」が固定され、知らないマンションに飛ぶことがなくなります。
PCの場合は物理的にGPSがないため、どうしても「数百メートル〜数キロのズレ」は仕様上起こりやすいものです。
「隣のブロックまで追い込めた」のであれば、ブラウザの通信自体は正常です。googleマップにログインした状態で「自宅住所」を覚え込ませるのが、実用面で一番ストレスのない解決策になりますよ。ぜひ試してみてください!